本記事では、役に立たない転職エージェントの特徴、転職エージェントの活用方法について解説していきます。
転職エージェントは、転職活動をキャリアアドバイザーがサポートしてくれるサービスです。
希望に近い求人を探してくれたり、書類添削や面接対策といった選考対策など手厚いサービスを提供してくれます。
しかし、転職エージェントは役に立たないと感じることあるのも事実です。
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デイリー暮らしのエージェント編集部
役に立たない転職エージェントの特徴

基本的なサポート内容は、どの転職エージェントも同じです。
しかし、担当者の質が著しく低いと転職活動がスムーズに進められず「役に立たない」と感じてしまいます。
具体的には以下に該当する転職エージェントは、転職活動の役に立たないです。
役に立たない転職エージェントとは?
- ①レスポンスが遅い
- ②希望が反映されていない求人を紹介する
- ③機械的な対応をする
- ④高圧的な態度で接する
- ⑤しつこい連絡で転職を急かす
- ⑥ミスマッチの求人に応募させようとする
- ⑦登録を断られる
上記①〜⑦は決して珍しいケースではなく、実際に起こり得ることです。
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デイリー暮らしのエージェント編集部
それぞれ解説します。
役に立たない転職エージェントの特徴①レスポンスが遅い
転職時期が明確な人やすぐにでも転職したい人にとって、レスポンスが遅いキャリアアドバイザーには腹が立ったり、役に立たないと感じたりするはずです。
また転職成功に向けてサポートしてくれるのか、不安に思う人もいるでしょう。
転職エージェントに在籍するキャリアアドバイザーは、何人もの転職希望者を同時進行でサポートしていることが一般的です。
しかし、レスポンスが遅ければ、転職活動の進捗に悪影響を及ぼします。
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デイリー暮らしのエージェント編集部
連絡の返信に毎回数日掛かるようなら、役に立たないと判断しても良いでしょう。
役に立たない転職エージェントの特徴②希望が反映されていない求人を紹介する
転職エージェントでは、サポートを提供する前に必ず面談を行います。
面談の目的は、転職希望者が転職先に求める条件を明確にすると同時に、希望を叶えられるのかを判断するための市場価値の分析をすることです。
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デイリー暮らしのエージェント編集部
面談内容を無視して希望と異なる求人を紹介されると時間を無駄にしてしまいます。
希望を無視した求人ばかり紹介されたら、「役に立たない」「1人で転職活動をした方がマシ」と思うのは当然のことかもしれません。
役に立たない転職エージェントの特徴③機械的な対応をする
評判の良い転職エージェントは、希望条件と市場価値からマッチング率の高い企業の求人をピックアップし、適切なサポートをしてくれます。
一方、機械的な対応をする転職エージェントは、マッチング率や内定獲得の可能性を考慮することなく、ただ希望に合った求人を紹介するだけです。
機械的な対応の転職エージェントには注意
「転職活動が長引く」「転職先で活躍できない」といったトラブルを招きます。
参考転職エージェントは役に立たない?絶対に使わない方がいい人の特徴!
役に立たない転職エージェントの特徴④高圧的な態度で接する
SNSやネットの普及により、高圧的な転職エージェントは少なくなってきました。
しかし、未だに転職希望者に対して「高圧的な態度を取られた」と口コミに投稿されている転職エージェントは多々あります。
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デイリー暮らしのエージェント編集部
転職希望者よりも自分の意見を優先させる担当者は、正直に言って役に立たないです。
役に立たない転職エージェントの特徴⑤しつこい連絡で転職を急かす
転職エージェントの悪い評判でもっとも多いのが電話・メールの多さに関するものです。
多くの利用者がストレスを感じています。
内定承諾をするか悩んでいると、しつこく連絡して急かす担当者も少なくありません。
連絡をしつこくしたり、転職を急かしたりするのは、転職エージェントのビジネスモデルが関係しています。
転職エージェントのビジネスモデル
サービス利用者を転職させることで、転職先企業から報酬を得るビジネスモデルです。転職エージェントがマッチング率の高い人材を選考に送ることは、企業の採用業務に貢献していると考えられています。
転職エージェントは、転職成功に導かなければビジネスとして成り立たないのです。
そのため、転職を急かしてしまう担当者もいます。
役に立たない転職エージェントの特徴⑥ミスマッチの求人に応募させようとする
中途採用は、市場価値が高いからといって早期に内定を得られるわけではありません。
そうした背景から、数撃てば当たると言わんばかりに「とりあえず応募しましょう」とミスマッチの求人に応募させようとする担当者がいます。
ミスマッチの企業に転職してしまう原因にもなるので注意が必要です。
役に立たない転職エージェントの特徴⑦登録を断られる
転職エージェントに登録したのにサポートを断られることがあります。
せっかく登録したのに断られれば「役に立たない」と感じてしまうものです。
「20代専門」「キャリアアップに特化」「IT業界未経験者」など、転職エージェントには、サポートを提供する転職希望者に対する基準が存在します。
その基準を満たしていない場合は、サポートを断られる可能性が高いです。
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デイリー暮らしのエージェント編集部
口コミや公開求人から、自分と相性が良いかを確認してから登録することをおすすめします。
参考転職エージェントが使えない全理由&ダメ担当者の特徴13選
転職エージェントを使わないで転職活動をするメリット

役に立たない転職エージェントに当たると、1人で転職活動しようという考えも出てきます。
転職エージェントを使わないで転職活動をするメリットは、以下の3つです。
転職エージェントを使わないで転職活動をするメリット
- マイペースに転職活動ができる
- 転職エージェントとの面談を省ける
- 担当者に転職活動を左右されない
それぞれ見ていきます。
マイペースに転職活動ができる
転職エージェントは、サポート提供の期限を設けているのが一般的です。
次々と紹介される求人を取捨選択し、転職活動を精力的に進めることが求められるため、気持ちに余裕が持てなくなることもあります。
また、紹介される求人に応募するのが基本のため、転職の可能性を狭めてしまうリスクもあり、必ずしも転職エージェントの利用が転職に有利になるわけではありません。
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デイリー暮らしのエージェント編集部
転職エージェントに登録しなければ、マイペースに転職活動を進められます。
転職エージェントとの面談を省ける
転職エージェントでは、必ず面談が実施されます。
初回面談後も、信頼関係を築くために時折面談をはさみながら連絡を取り合わなければならず、スケジュールが窮屈になってしまいがちです。
1人で転職活動をするのなら、煩わしい面談や連絡を省けます。
担当者に転職活動を左右されない
転職エージェントに登録すると、キャリアアドバイザーやコンサルタントといった転職サポートの専門スタッフが担当者となってくれます。
しかし、サポート力や経験には個人差があるのが難点です。
良くも悪くも、担当者によって転職活動の進み具合や転職先が左右されます。
転職エージェントの担当について
利益を優先する役に立たない担当者もいますし、転職希望者にとってキャリアのプラスになる転職を提案してくれる担当者もいますが、どんな人物が担当者になってくれるかは実際に会ってみないと分かりません。
役に立たない担当者にあたった場合、不満が残る転職になる恐れがあります。
転職エージェントを利用しなければ、第三者に左右されることはありません。
自分の実力と行動で転職活動を進められます。
参考転職エージェントは役に立たない!それでも活用すべき理由とずるい使い方!
転職エージェントを使わないで転職活動を進める3つのポイント

転職エージェントを使わずに転職活動を進める方法は、主に以下の3つが挙げられます。
転職エージェントを使わずに転職活動を進める3つのポイント
- 転職サイトを利用する
- ハローワークでサポートを受ける
- リファラル採用や縁故採用で転職する
各サービスや採用方法を解説していきます。
転職サイトを利用する
転職エージェントと転職サイトは全く異なるサービスです。
「転職エージェント」 | キャリアアドバイザーやコンサルタントが担当者となって転職活動をサポートしてくれるサービス。 |
---|---|
「転職サイト」 | 求人を自由に閲覧・応募できるサービス。 |
転職サイトには、転職エージェントのような転職サポートサービスはありませんが、24時間、自由に求人の閲覧・応募ができます。
求人情報を得るためにも、転職サイトへの登録は必須です。
転職サイトは、独占求人を豊富に保有しています。
複数の転職サイトに登録するのがポイント
希望に近い求人を探し、比較しながら応募するものを選ぶなら、複数の転職サイトに登録することをおすすめします。

転職サイトと転職エージェントの違いを解説!どっちがおすすめ?

ハローワークで転職のサポートを受ける
ハローワークのサービスは、転職エージェントとほとんど同じです。
求人をピックアップし、選考対策を実施してくれます。
運営しているのが行政か民間企業かの違いだけです。
具体的なサービスの違いを以下にまとめました。
「転職エージェント」 | 「ハローワーク」 | |
---|---|---|
面談 | 〇 | 〇 |
求人紹介 | 〇 | 〇 |
非公開求人の紹介 | 〇 | ✕ |
書類添削 | 〇 | 〇 |
面接対策 | 〇 | 〇 |
企業リサーチ | 〇 | ✕ |
条件交渉 | 〇 | ✕ |
職業訓練校の紹介 | ✕ | 〇 |
ハローワークは、各自治体に配置されており全国にあります。
管轄エリアにある企業の求人が、保有求人の大多数を占めているのが特徴です。
「新卒応援ハローワーク」「わかものハローワーク」「マザーズハローワーク」など、利用者の年齢や状況に応じて複数のサービスに分かれています。
窓口で相談すれば、適切なサービスを案内してもらえるので安心です。
ハローワークの特徴
転職サイトや転職エージェントとは異なり、ハローワークは求人掲載や人材紹介を無料で行っているため、ハローワークにしかない求人がたくさん見つかります。
ハローワークは地元企業で働きたい方におすすめの公的サービスです。
リファラル採用や縁故採用で転職する
知人や友人に働いている企業を紹介してもらう方法もあります。
この場合、採用担当者に推薦してもらって選考を受けます。
当然、内定を得るには採用基準を満たしていることが必要です。
こうした採用方法を「リファラル採用」と呼びます。
採用力をアップしたい会社や採用コストを抑えたい会社が実施していることが多いです。
一方、「縁故採用」は知人や友人ではなく、社長や役員として働く親族の口利きで入社させてもらう方法で、以前から一般的に行われています。
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デイリー暮らしのエージェント編集部
リファラル採用と縁故採用の主な違いは、企業に紹介するのが知人か親族かの違いです。
参考使えない転職エージェントに注意!信用できる担当者の見分け方と注意点
転職エージェントを利用する4つのメリット

担当者によって役に立つか役に立たないが分かれる転職エージェントですが、利用するだけのメリットがいくつもあります。
転職エージェントを利用する4つのメリット
- 非公開求人を紹介してもらえる
- 企業情報を考慮した選考対策を実施してくれる
- 選考のフィードバックを受けられる
上記はハローワークや転職サイトにはないサービスです。
非公開求人を紹介してもらえる
非公開求人は、転職エージェントからの紹介によって閲覧・応募できる求人です。
一般公開されておらず、応募できる人は限定されるため、良い条件の求人であっても競争率はある程度抑えられる傾向があります。
企業によって求人を非公開にする理由はさまざまです。
一般公開すると応募者が殺到する人気企業や企業の重要ポジション、立ち上げ直後の公表されていないプロジェクトに関わるものなどがありますが、効率良く求める人材を採用したいという考え方は共通しています。
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デイリー暮らしのエージェント編集部
非公開求人をたくさん得ることは、転職活動に有利です。
条件交渉を行ってくれる
内定獲得後から内定承諾書にサインするまでの間、企業との条件交渉に臨めます。
しかし、交渉が決裂すれば内定を取り消されてしまう恐れがある他、年収アップを要求するだけの根拠が求められるため、個人にはハードルが高いです。
しかし転職エージェントを利用していれば、交渉が決裂する心配なく条件交渉をしてくれます。
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デイリー暮らしのエージェント編集部
必ず年収がアップするとは限りませんが、リスクを回避できるメリットは大きいです。

転職時の年収交渉はどうすればいい?交渉成立させるためのポイントを解説

企業情報を考慮した選考対策を実施してくれる
転職エージェントには、転職希望者をサポートするキャリアアドバイザーと、企業と直接コンタクトを取る企業担当者が在籍しています。
企業担当者から共有された情報と過去の転職サポート実績に基づいた、応募企業に合わせた実践的な選考対策を受けられるのは、転職エージェントならではの強みです。
事前に知りたい情報を得ることもできます。
選考のフィードバックを受けられる
転職エージェントでは、担当者を面接官に見立てた模擬面接が受けられます。
転職エージェントの面接対策は有効
ビジネスマナーや好印象を与えやすい話し方も教えてくれるのがポイントです。
また、面接に失敗しても、担当者からフィードバックを受けられるので次に活かせます。

おすすめの転職エージェント18選|目的別に紹介【徹底比較】

参考転職エージェントがむかつく・うざい!合わない場合の対処法を徹底解説
役に立たない転職エージェントにあたったときの対処法

役に立たない転職エージェントにあたったときの対処法
- 再面談を申し込む
- 担当のキャリアアドバイザーを変更する
- 他の転職エージェントに登録する
再面談を申し込む
希望に合った求人を紹介してもらえないときは、再面談をしてもらいます。
これは担当者との認識のズレを無くすために必要なことです。
転職エージェントはビジネスを成立させるために、転職に積極的な人や転職時期が明確な人を優先的にサポートしています。
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デイリー暮らしのエージェント編集部
再面談は、転職意識の高さをアピールするのにも最適です。
担当のキャリアアドバイザーを変更する
担当者に対して役に立たないと感じたら、早急に変更するのがおすすめです。
我慢していると、転職で希望を叶えることが難しくなります。
担当者の変更方法は転職エージェントによって異なるので、事前にチェックが必要です。
転職エージェントの担当変更の注意点
多くはメールや電話で変更の旨を伝えれば対応してもらえますが、対面で変更申請をしなければならない転職エージェントもあります。
他の転職エージェントに登録する
担当者を変更しても役に立たない状態が続くようであれば、それは転職エージェント自体の質が低い可能性が高いです。
他の転職エージェントに乗り換えるのが良いかと思います。
転職エージェントには、それぞれ得意分野があります。
自分の希望する分野とマッチしていない場合、希望する求人を得ることが難しいです。
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デイリー暮らしのエージェント編集部
紹介される求人を見て相性が悪いと感じたときも同様に、他の転職エージェントに乗り換えることをおすすめします。
参考役に立たない?転職エージェントを使わない方がいい人の特徴【転職方法とコツ】
転職エージェントは目的別に複数登録する

転職エージェントはそれぞれ保有している求人が異なります。
希望に近い転職を実現するためにも、複数の転職エージェントに登録し、たくさんの求人の中から取捨選択することが重要です。
また、複数の転職エージェントに登録することで、登録した転職エージェントのうち1つが役に立たない場合でも、転職活動の進捗を止めることなく進められます。
ただし、転職エージェントの複数登録は、スケジュール管理が大変になるため注意が必要です。
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デイリー暮らしのエージェント編集部
転職時期が明確な人や短期間で内定を得たい人向けの活用方法だと言えます。

転職エージェントを複数登録し併用するメリット・デメリットと注意点を解説!

参考転職エージェントの複数利用でおすすめの組み合わせを紹介!併用のメリット・デメリットとは
最後に

転職エージェントは転職希望者にとって有益なサービスです。
しかし、担当者には当たり外れがあり、役に立たないと感じることもあります。
自分が希望する転職が叶うかどうかを見極めることが大切です。
リスクマネジメントの上でも、複数の転職エージェントに登録することをおすすめします。
また、転職エージェントを利用せずに転職活動を進めることも可能です。
転職サイトでマイペースに転職活動することも、ハローワークで転職エージェントのようなサービスを受けながら地元企業に転職することもできます。
各サービスを有効活用することで、自分に合った転職活動ができるはずです。
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