著者:デイリー暮らしのエージェント編集部 2024年3月27日更新

カテゴリー おすすめ転職エージェント

IT/Webエンジニアにおすすめの転職エージェント10選!転職エージェントを利用するときの注意点も併せて解説

デイリー暮らしのエージェント編集部 [PR]

アップロード日2024/03/27

IT/Webエンジニアは転職市場において最も転職が多いと言われています。

なぜなら、IT業界は慢性的な人手不足に悩まされており、一定のスキル・経験を持った30代程度のエンジニアは転職をすることでほぼ確実に年収アップが見込めるからです。

IT業界の転職において強い味方となるのが転職エージェントの存在です。

転職サイトの求人情報を探して自分で応募するよりも、IT業界の事情に詳しい転職エージェントに依頼する方がキャリアアップや年収アップに繋がるチャンスが多くなります。

しかし、IT業界の転職エージェントは非常に数が多く、どのエージェントを利用すれば良いのか分からないとお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

  • デイリー暮らしのエージェント編集部

    今回の記事では、エンジニアの転職事情をはじめとし、エンジニアの転職に強いおすすめの転職エージェント、そして転職エージェント利用時のコツ・注意点を併せてご紹介します。

    IT・Web業界を中心に活躍するエンジニアとしての転職を検討している方は、是非参考にしてみてください。

エンジニアの転職事情

エンジニアの多くが活躍するIT・Web業界の市場動向は目まぐるしく日々変化しています。

IT・Web業界の動向に基づき、エンジニア職の現在の転職市場やエンジニア職ならではの特徴についてお話ししておきたいと思います。

エンジニアの需要について

エンジニアの需要については、ここ数年のコロナの影響がネガティブに作用することなく右肩上がりとなっており、転職においても需要は高い水準を保っています。

エンジニア転職市場のポイント

エンジニア転職市場のポイント

エンジニアをはじめとしIT・Web業界では、進化のスピードが早い一方で、人手が追いついていない状況であることは、今もなお変わりありません。

少子高齢社会の背景がある一方で、これまで人間が担っていた単純作業をAI技術を搭載した機械に代行させる場面が徐々に増え始めていますが、エンジニアの仕事が近い将来、機械化されることはないと言われています。

とりわけAIエンジニアの需要が今後一層高まると言われていますが、前述したAI技術の進化や普及が隣り合わせとなる時代背景が起因しています。

エンジニア未経験でも転職できる?

前述した通りエンジニア職は人手不足や高いスキルを持つ人材不足が続いていることから、実務未経験者でも積極的に雇用している企業が多く、未経験でも転職しやすい職種の1つとしてあげられています。

若手エンジニアのポテンシャルに期待し育成する環境が整っている企業や、就職・転職前に実務経験やスキル習得を積むための無料スクールがある程、とにかく人手・優秀な人材を欲しているのが現状です。

とはいえ未経験でいざ転職しようとなった場合に、まずは何をどのように進めていくべきなのか、事前にどういった方法でスキルを習得するべきか迷いが生じることでしょう。

スクールに通ったり、独学で勉強したりすることも良いですが、中々モチベーションを維持できないのが難しいところです。

そこで役立つのが転職エージェントの存在です。

IT・Web業界未経験者の若手転職者のサポートを専門とする転職エージェントや、エンジニア職の転職サポートを専門とする転職エージェントを後ほどご紹介するので、転職エージェントに頼ってみることも1つ視野にいれてみてください。

エンジニア職に向いている人の特徴とは

若ければ未経験でも転職がしやすい今どきの仕事というイメージだけで、安易にエンジニアに転職することは非常に危険です。

エンジニアに必要なことは専門知識やPCスキルに限らず、実はコミュニケーション能力もかなり必要な要素となってきます。

エンジニアと言えば、黙々とPCの前でコードを向き合っている姿を思い浮かべる方が多いでしょう。

そのイメージは決して間違ってはいませんが、クライアントのニーズを引き出し提案する力、チーム内での他メンバー・職種との連携をスムーズにはかるための進捗報告など、技術を活かすためのコミュニケーションスキルが1人のエンジニアとしての価値を左右すると言っても過言ではありません。

そこで、エンジニアに向いている方の特徴をまとめると下記の通りです。

エンジニアに向いている方の特徴

・学ぶことが好き、スキルへの知的好奇心が旺盛
・地道な作業が苦とならない
・コミュニケーション能力が高い
・何事も効率を考える思考が強い
・エラーが起きても冷静に解決するメンタルがある
・体調含めた自己管理能力が高い

エンジニアは常に納期と隣り合わせであり、トラブルが生じた際に予定が変動することも日常茶飯事であるため、いつでも冷静に対応できる人が向いています。

学ぶことを厭わず、技術と自分の成長を楽しむことができなければ、継続していくことが辛くなってしまう可能性が高いでしょう。

しかし、スキルや実績を積み上げた先には、フリーランスで仕事を請け負いエンジニアとしての自分の価値を高めていくことも可能です。

エンジニアとして長期的に活躍・飛躍するためには市場の動向にしっかり目を傾けて、具体的なキャリアイメージを持つことが非常に大切です。

合わせて読みたい「フリーランスエンジニア」に関する記事

フリーランスエンジニアの末路は?「やめとけ」と言われる6つの理由を解説!

この記事では、「フリーランスエンジニアはやめとけ」とされる理由に加え、フリーランスエンジニアの最悪な末路、フリーランスのメリット・デメリット、仕事を得るために利用したい求人サイトを紹介しています。

参考エンジニアにおすすめ!IT/Web系に強い転職サイト11選|現役プロが比較・ランキング

IT/Webエンジニアにおすすめの転職エージェント8選

では早速、IT/Webエンジニアの転職におすすめの転職エージェントをご紹介します。

どれもIT業界専門の転職エージェントばかりですが、それぞれに特徴があります。

自分のキャリア・年齢に合った転職エージェントを見つけましょう。

レバテックキャリア

出典:レバテックキャリア

レバテックキャリアはエンジニアの求人を専門に扱う転職エージェントです。関東または大阪での転職を考えている方に、特におすすめの転職エージェントとなっています。

もとはシステム受注をしていた会社なので、エンジニア技術など専門知識の豊富なコンサルタントが転職をサポートしてくれます。

IT企業の人事だけでなく、現場の職員とも情報を共有しており、マッチングのしやすさが魅力の転職エージェントです。

企業との密な連携と細かいサポートが充実しており、内定までの期間を最短9日にまで短縮できます。スピーディーな転職を考えている方には特におすすめです。

「レバテックキャリアの口コミ・評判、メリット・デメリット」に関する合わせて読みたい記事

レバテックキャリアはやばい?悪い口コミ・評判は本当?IT業界の転職なら利用すべき

この記事では、レバテックキャリアの利用を検討している方向けに、レバテックキャリアに登録しようと考えている方向けに、レバテックキャリアの特徴や口コミ・評判の良し悪しなどを詳しく解説しています。

マイナビIT AGENT

出典:マイナビIT AGENT

マイナビIT AGENTは、20~30代のキャリアアップに適したIT業界専門の転職エージェントです。

大手人材企業であるマイナビの情報網を駆使した幅広い求人情報と、エンジニアの転職事情に精通したアドバイザーのサポートによって最適な転職先を探すことができます。

また、コンサルティングファームやAI・機械学習ビジネスなど成長市場の分野の転職情報も多く保有しているので、そちらへの転職を考えている方にもおすすめの転職エージェントです。

「マイナビエージェントの口コミ・評判、メリット・デメリット」に関する合わせて読みたい記事

マイナビエージェントの評判・口コミはひどい?タイプ別にマイナビの転職サイトを紹介!

利用者が投稿したマイナビエージェントの口コミや評判をもとに、多くの人が利用するマイナビエージェントの特徴やメリット・デメリットなどを解説しています。

Geekly

出典:Geekly

Geeklyは、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。

GeeklyはIT・ゲーム業界のさまざまな企業と長く関係を持っているので、企業ごとの文化や働き方など、求人情報だけではわからない情報を踏まえて最適な転職先を提案してくれます。

Geeklyは関東(東京・千葉・埼玉・神奈川)に特化したサービスを展開しているので、関東圏での転職を考えている方には特におすすめの転職エージェントです。

在籍しているコンサルタントも業界への理解が高いため、マッチングしやすく転職までの期間を短くしたい方におすすめです。

「Geeklyの口コミ・評判、メリット・デメリット」に関する合わせて読みたい記事

【口コミ掲載】Geeklyの評判を徹底調査!IT業界の転職に強いのはホント?

この記事では、Geeklyの利用者からのリアルな評判や口コミをもとにGeeklyの特徴をまとめています。Geeklyを利用するメリット・デメリットに関しても詳しく解説しています。

ビズリーチ

出典:ビズリーチ

ビズリーチも、CAREER CARVERと同様に年収800万円以上を目指すハイキャリア向けの転職エージェントです。

特に、IT業界・Webエンジニアの求人が多く、年収アップを目指すエンジニアにおすすめです。

ビズリーチの専属ヘッドハンターと他企業のエージェントから高待遇のスカウト求人を紹介してもらえるので、他の転職エージェントと併用して使うのがおすすめです。

「ビズリーチの口コミ・評判、メリット・デメリット」に関する合わせて読みたい記事

ビズリーチの評判・口コミは悪い?ひどい?最悪ではない理由|ハイクラス転職を成功させる利用方法とは

この記事では、利用者はビズリーチをどのように評価しているのか、そして、どんなところに不満を持っているのかをネット上の口コミ・評判をもとに紹介しています。

Green

出典:Green

営業職や事務職のための転職エージェントというイメージが最近強いGreenですが、本来はエンジニアの転職を得意としているサイトです。

ユーザーと企業、それぞれが「気になる」を押し合うとマッチングし連絡を取り合えるようになるシステムとなっており、気軽に転職活動がおこなえるのが強みです。

社内SE転職ナビ

社内SE転職ナビは、名前の通り社内SEを目指すエンジニアのキャリア形成を支援しているサービスです。転職して社内SEになりたいと考えているエンジニアにおすすめの転職エージェントとなっています。

アドバイザーに転職人数のノルマが存在しないため、エンジニア専門の転職エージェントの中でも特に丁寧に求人情報を吟味し紹介してくれるのが特徴です。

腰を据えてじっくり転職活動を進めたいという方におすすめです。

type転職エージェント

出典:Type転職エージェントIT

Type転職エージェントITは、一都三県でのIT転職情報を多く持っている大手転職エージェントです。

地域を絞っているため、スタートアップのベンチャー企業から大手企業まで、幅広い求人情報を持っていることが強みです。

しかし、地方や未経験者の求人情報はあまり扱っていないため、利用できる人は限られています。

ですが範囲を絞っているだけあってサービスの質は高く、満足度は87%を誇る転職エージェントですので、一都三県の範囲内でキャリアアップを目指している20代・30代のエンジニアには非常におすすめです。

「type転職エージェントの口コミ・評判、メリット・デメリット」に関する合わせて読みたい記事

type転職エージェントの評判や口コミは良い?利用するメリット・デメリットを解説

type転職エージェントの評判に加えて、type転職エージェントを利用するメリット・デメリットなども紹介しています。

パソナキャリア

出典:パソナキャリア

パソナキャリアは、サポートの質の高さが特徴の転職エージェントです。

取引している企業は2,000社以上、IT分野の求人数は約7,000件と情報の多さも魅力です。

パソナテックというIT派遣事業で培った人材派遣のノウハウを活かして、面接のときにアピールすべきポイント、業界のトレンドなど、転職未経験者に不足しがちな情報を提供してくれます。

「パソナキャリアの口コミ・評判、メリット・デメリット」に関する合わせて読みたい記事

パソナキャリアの口コミと評判はひどい?|断られたってホント?利用がおすすめな人とは

求職者のニーズに応える求人とサポート力で人気のパソナキャリアですが、ネット上には良い評判と悪い評判の両方があります。そこで、パソナキャリアの利用を検討している人に向けて、利用者からの口コミをもとに、サービスや評判を紹介しています。

IT/Webエンジニア向け、転職エージェントの選び方や利用のコツ(4つ)

ここまで、エンジニアの転職におすすめの転職エージェントをいくつかご紹介しました。

では次に、実際にエンジニアとして転職する際に転職エージェントを選ぶポイントや利用に際したコツを下記の通りお伝えしておきたいと思います。

転職エージェントの選び方やスムーズに利用するためのコツ

  • 自分に合った転職エージェントを選ぶ
  • 複数のIT転職エージェント・転職求人サイトを併用する
  • 自分に合ったキャリアアドバイザーを見つける
  • 転職エージェント専用のメールアドレスを作成しておく

参考IT転職エージェントおすすめ25社を徹底比較!エンジニア未経験向けも紹介

(1)自分に合った転職エージェントを選ぶ

そもそも転職エージェントには大きく下記2つのタイプがあります。

  • 「総合型」転職エージェント
  • 「特化型」転職エージェント

各転職エージェントタイプの特徴、メリットとデメリットは下記の通りです。

【転職エージェントの2つのタイプ|特徴】

「総合型」転職エージェント 「特化型」転職エージェント
特徴 ・業種や世代問わず幅広い転職者をサポートする ・業種や世代などの特性にこだわり、特定の転職者層をサポートする
メリット ・求人保有数とラインナップが豊富
・転職の選択肢としての視野が広がる・転職市場全体の動向が掴みやすい
・特定の世代や業界、職種において専門性の高いサポートにより期待できる
・自分に合った求人と出会いやすい
デメリット ・希望する業界や職種によってはピンポイントの求人と出会える確率が低い ・求人保有数が少ない
・転職の選択肢として視野が広がりにくい

エンジニアの転職に欠かせないのが、IT・Web業界やエンジニア職の転職サポートを専門とした「特化型」の転職エージェントです。

業界・職種に特化したエージェントサービスならではの専門性の高いサポートにより、IT・Web業界そしてエンジニア職ならではの転職ノウハウや必要な情報を収集することに期待できます。

また特化型転職エージェントでは、各業界・職種出身の実績の高いキャリアアドバイザーが多数在籍しています。

現場をよく知る経験者や現役のキャリアアドバイザーから、プロの視点でアドバイスをしてもらえるので、非常に心強く説得力の高さを感じることでしょう。

また、IT・Web業界の盛り上がりと共にエンジニア職の人手不足は今も続いており、需要は高く保たれています。

様々な業界や職種の求人を保有し、幅広い転職者を利用者ターゲットとする「総合型」転職エージェントにおいても、とりわけIT・Web関連の求人割合は多い傾向にあるため、エンジニア転職者も、1つ以上の利用をおすすめします。

先ほどご紹介した転職エージェントは、基本的に求人数の多い大手サイトばかりですが、その中にもサポートや求人情報などにそれぞれ特徴があります。

そのため、自分に合った転職エージェントをきちんと選んで利用することが大事です。

エンジニア転職において転職エージェントを活用するときの注意ポイント

エンジニア転職において転職エージェントを活用するときの注意ポイント

しかし、自分の希望やキャリアに合っていない転職エージェントだけを使っていると、いつまで経っても転職先が見つからない、という事態もありえます。

特にエンジニア専門の転職エージェントは、地域密着型のものからハイクラス求人限定のものまで、それぞれの特徴が色濃く出ているので、自分の将来を考えた上で転職エージェントを選びましょう。

下記にて、エンジニア転職者が選ぶべき転職エージェントの特徴をまとめているので、今一度転職エージェントを選ぶ際の参考にしてみてください。

エンジニア転職向け、選ぶべき転職エージェントの特徴(5つ)

・エンジニア転職に特化した転職エージェントを選ぶ
・IT・Web業界に特化した転職エージェントを選ぶ
・エンジニアとしての自身のキャリアやスキルに合った転職エージェントを選ぶ
・転職先として考えているエリアの求人が豊富な転職エージェントを選ぶ
・IT/Web業界、エンジニア職問わず、幅広い業種や転職者が利用する総合型転職エージェントも利用する

合わせて読みたい「転職エージェントの選び方」に関する記事

転職エージェントの選び方を徹底解説!効果的な活用方法もご紹介します!

転職エージェントの選び方や、質の高いキャリアアドバイザーの見分け方の解説と併せて、効率的な活用方法をご紹介しています。

参考エンジニアにおすすめの転職エージェント7選。利用者とプロが30社以上を徹底比較

(2)複数の転職エージェント・転職サイトを併用する

先ほどもご紹介したように、自分に合った転職エージェントを利用することがエンジニアの転職において重要な要素です。

そのため、1つの転職エージェントだけを利用するのは、情報が偏ってしまう可能性があります。

エンジニア転職で、複数の転職エージェントを使わない場合

エンジニア転職で、複数の転職エージェントを使わない場合

自分が利用していない転職エージェントに最適な求人があったのに、1つの転職エージェントしか登録していなかったせいで出会うことができなかった、という事態に陥ってしまう可能性があります。

利用すべき転職エージェントや転職求人サイトを1つに絞ることなく、あなたの転職軸には合っているがタイプが異なる転職エージェントをまずは2つ以上登録し、相性を確かめてみましょう。

まずは前述「(1)自分に合った転職エージェントを選ぶ」で紹介したエンジニアの転職におすすめの転職エージェントの特徴も参考にしながら、利用する転職エージェントを絞ってみてください。

転職者の転職活動を個別サポートする転職エージェントとは違い、求人掲載をメインサービスとした転職求人サイトを併用することも1つです。

下記に転職エージェントと転職求人サイトの違いをまとめているので、目を通してみてください。

【比較表|「転職エージェント」と「転職求人サイト」】

「転職エージェント」 「転職求人サイト」
転職サポート キャリアアドバイザーが転職者の転職活動を一環して個別サポートするスタイル 基本的には、転職者自身で求人検索&応募を行うスタイル
サポート期間 目安は3~6ヶ月(※転職エージェントによる) 無し
求人 公開求人に加え、非公開求人や独占求人を豊富に保有 正社員以外にも様々な雇用形態の求人を保有している
応募書類添削 キャリアアドバイザーのアドバイスや添削あり 求人サイト上のツールなどを用いて自分で作成する必要あり
面接対策 個別面接対策やセミナー参加のサービスあり 独自で取り組む必要あり
企業とのやりとり キャリアアドバイザーが代行 独自で取り組む必要あり
メリット ・転職活動をスムーズに進められる
・転職成功への確率がアップ
・転職に役立つトレンド情報を入手しやすい
・マイペースに転職活動ができる
デメリット ・転職活動の進捗報告が都度必要 ・質の高い転職を果たすハードルが高い
・転職までに時間を要する可能性が高い
・自ら情報を掴みにいく必要あり

転職求人サイトでは基本的に自分で求人を探し、気になった求人に応募するスタイルとなり、個別サポートはないため自分のペースで転職活動を進めたい方向けと言えます。

大手であれば転職求人サイトと転職エージェントの両方を運営しているところや、兄弟運営しているところも多いため、転職求人サイトを覗くことで転職エージェントの特徴やサービス面の充実度、相性をはかることにも繋がります。

また、転職求人サイトで興味のある求人を見つけた場合は、転職エージェントに共有することで、その求人を紹介してもらえる可能性も高まります。

以上のことから、各転職エージェントの強みや特性を良いとこどりするためにも、IT業界での転職を考えている方は、複数の転職エージェント・転職サイトを併用するのがおすすめです。

合わせて読みたい「転職エージェントと転職サイトの違い」に関する記事

転職サイトと転職エージェントの違いを解説!どっちがおすすめ?

転職サイトと転職エージェント、どちらも求人を見つけるためのサービスという点では同じですが、提供されるサポート内容は大きく異なります。そこで転職サイトと転職エージェントの違いを徹底解説しています。

(3)自分に合ったキャリアアドバイザーを見つける

同じ転職エージェントでも、担当キャリアアドバイザーによって相性・紹介してくれる求人情報などが異なっています。

転職エージェント登録後にキャリアアドバイザーと相性が悪かった場合

転職エージェント登録後にキャリアアドバイザーと相性が悪かった場合

キャリアアドバイザーと性格が合わなかったり、知識に不満を感じた場合は、遠慮なく変えてもらいましょう。

担当キャリアアドバイザーに不満を感じているのに我慢し続けていると、自分に最適な転職先を見つけられる可能性はどんどん下がってしまいます。

エンジニア転職の場合、担当キャリアアドバイザーは業界・職種を熟知している経験者または現役の方が担当となるケースが一般的です。

専門性が高く、求められるスキルや市場の動向の変化が激しいエンジニア転職の場合は、特にキャリアアドバイザー自身のキャリアや実績などをはじめの時点で確認しておく方が良いでしょう。

下記にて、キャリアアドバイザーとの相性をはかるべきポイントをまとめているので、利用に際して是非参考にしてみてください。

キャリアアドバイザーとの相性チェックポイント(6つ)

・直感的に相性の良し悪しをはかる
・キャリアアドバイザーのエンジニア職にまつわる経歴や実績を知る
・転職するか決めきれていなくても、態度を変えず丁寧に対応してくれるかどうか
・キャリアアドバイザーのペースが強引ではなく、転職者に寄り添っているかどうか
・紹介求人内容が登録情報やキャリア面談で話した内容と繋がりのある内容かどうか
・企業に提出する推薦状の内容を自分でも確認する

合わせて読みたい「20代におすすめ転職エージェント」記事

【2022年最新版】20代におすすめの転職エージェント10選|転職成功させるポイントとは

20代におすすめの転職エージェントを10社ご紹介すると共に、転職エージェントの選び方や利用にあたっての注意点なども合わせてお伝えしています。

参考IT・WEBエンジニア向けの転職サイト・エージェント10社を徹底解説

(4)転職エージェント専用のメールアドレスを作成しておく

転職エージェントに登録することで、必要以上と感じる程の多数のメール案内が来ることを厭わない方も少なくないことでしょう。

たしかに日常的に使用している他のメールに紛れることを良く思わない気持ちはわかります。

しかしそれが理由で転職エージェントの利用を見送ることは非常にもったいないことです。

そのようなあなたには、Gmailなどで転職活動期間のみに利用する専用のメールアドレスを事前に作成し、作成したメールアドレスを利用を視野に入れている転職エージェント登録時に入力する使い方がおすすめです。

  • デイリー暮らしのエージェント編集部

    情報合戦でもある転職活動においては、情報整理能力も一定必要です。

    あなたに有益な情報を見逃さないためにもひとつ工夫してみてください。

参考【未経験もOK】IT / WEBエンジニアにおすすめの転職サイト10社をランキング比較

転職エージェント利用時にやってはいけないこと(6つ)

以降では、転職エージェント利用時にやってはいけない6つのポイントについて解説します。

転職エージェント利用時にやってはいけないこと(6つ)

  • 掲載求人の有無や現在の募集状況は自分で確認すること
  • 経歴やスキルを偽らないこと
  • 紹介された求人に意向に沿わない場合は断ることも大切
  • 忙しくても担当キャリアアドバイザーとの連絡は怠らないこと
  • 何事もキャリアアドバイザー任せにしすぎないこと
  • 複数の転職サービスから同内容の求人に応募しないこと

一見当たり前にも思えるが、いざその場に立つとやってしまいがちな注意すべき内容にフォーカスしています。

一度、目を通してみておいてください。

(1)掲載求人の有無や現在の募集状況は自分で確認すること

多くの転職エージェントでは、登録がまだの方の目に触れるように具体的な保有求人企業例を掲載しています。

しかし、賃貸不動産のように利用見込みのある転職者の目を引くように、すでに募集終了している大手企業・優良企業の求人を掲載している場合があります。

保有求人企業ラインナップに転職先として希望する企業や候補となる企業が掲載されていても、過度に期待せずに登録後にすぐに現在の募集状況を担当者に確認するようにしましょう。

(2)経歴・スキルを偽らないこと

待遇の良い大手企業や優良企業に転職したい気持ちは誰もが同じですが、経歴やスキルを偽って自分を大きく見せようとすることは辞めてください。

特にエンジニア職は、業界の変化と共に求められるスキルの更新やレベルアップが常につきものである職種です。

転職エージェントを利用する際の注意ポイント|経歴やスキルは偽らない

転職エージェントを利用する際の注意ポイント|経歴やスキルは偽らない

経歴やスキルを偽って選考に進めたとしても、プロを相手とした採用の場では見抜かれてしまう可能性が高いです。

万が一転職者が経歴を偽っていたことにより、採用側とのミスマッチが発覚した場合には、転職先だけではなく、あなたの支えとなる転職エージェント側の信用も失ってしまいます。

あわよくばで転職することができたとしても、転職先で求められるスキルと転職時点での自分のスキルのギャップに苦しみ、転職が失敗に終わってしまうことでしょう。

経歴やスキルを盛ったり偽ったりすることに力を注ぐのではなく、これまでの仕事経験の中で「具体的に何をどのような考えで行ってきて、どういった成果がでたのか、また課題はななにか、課題解決のためになにをしたのか」などの自己分析や課題を解決する力、学びを得る力が第三者に伝えられるよう整理していくことが大切です。

合わせて読みたい「転職の失敗」に関する記事

転職の失敗事例5選!入社して後悔しないためのポイントを解説

転職の失敗事例と併せて、入社後に「転職は失敗だったかも」と思ったときの対処法や満足できる転職を成功させるポイントをご紹介しています。

(3)忙しくても担当キャリアドバイザーとの連絡は怠たらないこと

今の仕事を続けながらの転職活動は忙しく、忙しさにも波があることでしょう。

しかしあなたが転職を成功させたい、後悔したくないと強い意思がある以上は、キャリアアドバイザーと定期的に連絡を取り合い、「転職活動を継続していく意思」や「やる気のある姿勢を表すこと」が大切です。

キャリアアドバイザーもビジネスとして転職者の個別サポートを行っているとはいえ、やはり担当した転職者とのコミュニケーションによって心を動かされるものです。

忙しいタイミングであっても、最低でも2週間以上連絡が開くことがないようにしましょう。

(4)紹介された求人に意向に沿わない場合は断ることも大切

お世話になっているキャリアアドバイザーから紹介された求人が、自分の転職軸や譲れない条件とリンクしない内容であった場合は、無理に応募を引き受ける必要はありません。

自分の選択を後悔しないために、心が動かない求人を紹介された場合は、断る勇気を持つことも時には大切です。

転職エージェントは求人企業に利用者が内定した場合に、企業から報酬をもらう仕組みであることから、転職者は無料でサービスを受けることができます。

キャリアアドバイザーもコンサルタントとして、利益を上げなければ仕事にならないというのが本音でもあるため、自分の利益のために転職者の意向に沿わない求人を紹介することもなきにしもあらずです。

選考が進まなかったり、内定が出ない時間が続くと、不安と焦りが生じてしまうことは当然ですが、しっかりと紹介された求人を見定める姿勢を保り続けるように努めてください。

転職するのはあなたなので、自分の選択に責任をもって進んでいきましょう。

合わせて読みたい「転職の不安」に関する記事

転職の不安に対処する6つのアドバイス|アンケートも掲載!

転職自体に不安があるのか、それとも、転職した後のことへの不安など、どのような不安があるのかは人によって異なります。そこで転職に不安を感じる理由やその対処法について解説しています。

参考20代後半のエンジニア転職におすすめ転職エージェント6選

(5)何事もキャリアアドバイザー任せにしすぎないこと

転職エージェントでは転職活動のあらゆる場面で、転職のプロであるキャリアアドバイザーが手助けしてくれます。

しかし一方で、何もかもキャリアアドバイザー頼みの姿勢で取り組んでいては決まるものも決まらないという事態に陥りかねません。

各転職エージェントでは、転職エージェントの独自ネットワークを活かして、求人企業に細やかに取材を行い転職者が気になる待遇面の実態や社風、福利厚生などの情報を収集してくれています。

転職市場の動向においてもスピード感を持って情報を得ることができるため、転職者独自では収集しきれない情報をいち早く手に入れることができることもメリットの1つです。

企業で働く社員の本音を知るためには、他サイトも活用して口コミを確認したり、知り合いのツテで直接情報したりと自らが情報を収集するために動く必要があります。

転職エージェントを活用するときのポイント

転職エージェントを活用するときのポイント

求人についても紹介される求人だけでなく、他転職求人サイトに掲載されている求人をチェックをしてより自分と相性の良さそうな求人を自分で見つけにいく、また視野を広げる姿勢を持つことも大切です。

(6)複数の転職サービスから同内容の求人に応募しないこと

各転職エージェントが保有している求人は全てが独占求人ではなく、転職エージェントAの保有求人の一部と転職エージェントBの保有求人の一部が被っていることはよくあることです。

転職エージェントや転職サイトを併用するときの注意点

転職エージェントや転職サイトを併用するときの注意点

複数タイプの転職エージェントや求人サイトを併用し使い分けることをおすすめしましたが、利用している複数の転職サービスから同内容の求人に応募することは絶対に避けてください。

発覚した場合には、応募企業から担当アドバイザー宛に連絡が入ってきます。

応募企業だけではなく、担当アドバイザーにも不信感を与えてしまい良好な関係を保つことが難しくなってしまいます。

また、最悪のケースは選考に進めなかったり、内定が取り消しとなる可能性があるため、くれぐれも気をつけてください。

まとめ

今回は、エンジニア向けのおすすめ転職エージェント、IT業界での転職におけるポイントについて詳しく解説しました。

IT業界での転職は、事前の準備や情報収集が非常に大切です。

そのようなときに、IT業界の転職事情に詳しい転職エージェントにサポートを頼むことで、効率よく最適な求人を見つけることができます。

エンジニアは業界の構造などの理由から、転職によって大きなキャリアアップ・年収アップを実現しやすい職種と言えます。

しかし、もしIT業界での転職に不安を感じているなら、今回ご紹介した転職エージェントを積極的に活用しましょう。

コメント デイリー暮らしのエージェント編集部の一言

デイリー暮らしのエージェントでは「おすすめの転職エージェント18選|目的別に紹介【徹底比較】」で総合的におすすめ転職エージェントを詳しく紹介しています。

参考【2022年8月】IT業界に強いおすすめの転職エージェント11選

page top