それぞれリクルートダイレクトスカウトの口コミや評判を交えて解説します。
リクルートダイレクトスカウトは、CMでもおなじみのハイクラス転職サイトです。
年収800万円以上のハイクラス求人が充実しています。
「登録後はスカウトを待つだけ」というシンプルさも魅力です。
好評なリクルートダイレクトスカウトですが、良い評判と悪い評判があります。
【リクルートダイレクトスカウトの評判】
良い評判 |
・ヘッドハンターを自分で選べる ・年収アップを目指せる ・転職エージェントと併用しやすい |
---|---|
悪い評判 |
・希望にマッチしていない求人が届く ・条件によってはスカウトされない可能性がある ・ヘッドハンター=転職エージェント |
この記事では、リクルートダイレクトスカウトの良い評判・悪い評判から、利用するメリットと注意点を解説します。
リクルートダイレクトスカウトがおすすめの人
- 年収600万円以上を目指している人
- 自身の市場価値を確認したい人
- 応募書類を自分で用意できる人
リクルートダイレクトスカウトの悪い口コミ・評判

まずはリクルートダイレクトスカウトの悪い口コミ・評判を見ていきます。
悪い評判として挙げられるのは、以下の2つです。
リクルートダイレクトスカウトの悪い口コミ・評判
- 希望にマッチしていない求人が届く
- 条件によってはスカウトされない可能性がある
- ヘッドハンター=転職エージェント
リクルートダイレクトスカウトは、ヘッドハンターからのスカウトを主体に転職活動を進めるのが基本的な使い方ですが、それがかえって悪い評判に繋がっているようです。
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デイリー暮らしのエージェント編集部
参考リクルートダイレクトスカウトとは?評判・口コミ・料金を解説!
悪い口コミ・評判①希望にマッチしていない求人が届く
リクルートダイレクトスカウトはスカウト型転職サイトです。
スカウトを待つだけというシンプルさは非常に魅力的ですが、一方で「ミスマッチのスカウトばかり届く」という悪い評判の原因となっています。
求人を探さなくても、市場価値に見合った求人が届きます。
ヘッドハンターはレジュメを見てスカウトを送っているはずですが、それらの中には希望とは異なる条件や業界のものが含まれていることは珍しくありません。
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デイリー暮らしのエージェント編集部
ミスマッチのスカウトが届く場合、レジュメを充実させることで改善できることがあります。
悪い口コミ・評判②条件によってはスカウトされない可能性がある
リクルートダイレクトスカウトでは、一定の市場価値が求められます。
例えば、フリーターが登録したところでハイクラスなスカウトが届くことはありません。
活用するには、年齢に見合ったスキル・経験が必要となります。
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デイリー暮らしのエージェント編集部
「なかなかスカウトが来ない」という悪い評判があるのもこのためです。
希望する条件でスカウトが来ない場合は、複数の転職エージェント・転職サイトを利用するなどで対処し、求人を探しましょう。
悪い口コミ・評判③ヘッドハンター=転職エージェント
リクルートダイレクトスカウトでは、担当者がついて転職サポートをしてくれる転職エージェントのようなサービスは提供しておらず、自力で転職活動を進めるのが基本です。
転職サポートを求める場合は、別途転職エージェントへの登録が必要となります。
しかし、リクルートダイレクトスカウトでスカウトを送っているヘッドハンターとは、そもそも転職エージェントのコンサルタントのことです。
複数の転職エージェントからスカウトを受けられるというメリットはあるものの、リクルートダイレクトスカウトからのスカウトは、転職エージェントで求人を紹介してもらうのと同じ意味合いがあります。
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デイリー暮らしのエージェント編集部
転職活動をするにあたって転職サポートの必要性を感じる方は、最初から転職エージェントに登録する方が効率的です。

転職サイトと転職エージェントの違いを解説!どっちがおすすめ?

良い口コミ・評判から分かるリクルートダイレクトスカウトを利用するメリット

続いて、リクルートダイレクトスカウトを利用するメリットを良い口コミ・評判とあわせてご紹介します。
リクルートダイレクトスカウトの良い評判
- ヘッドハンターを自分で選べる
- 年収アップを目指せる
- 転職エージェントと併用しやすい
多くの利用者を抱えているリクルートダイレクトスカウトには、悪い評判を補うだけのメリットも数多くあります。
参考リクルートダイレクトスカウト 転職スカウトサービスの評判・口コミ
良い口コミ・評判①ヘッドハンターを自分で選べる
実績や保有している求人から、自分に合ったヘッドハンターを選べます。
これは転職エージェントにはない大きなメリットです。
ヘッドハンターの検索では、以下のような項目を確認できます。
・担当業種
・担当職種
・経験年数
・経歴
・サポート実績・保有している求人
・自己PR
スカウトを待つだけではなく、相性が良さそうなヘッドハンターを探して積極的にコンタクトを取ってみるのもおすすめです。
また、求人検索で公開されている求人情報には、求人を保有するヘッドハンターが掲載されており、そこからコンタクトを取ることもできます。
マッチングしていると思ってもらえれば、ヘッドハンターとの面談が可能です。
転職希望度が強いならリクルートダイレクトスカウトがおすすめ
スカウト機能に関する悪い評判があるリクルートダイレクトスカウトですが、積極的にサービスを利用している転職希望者からは高評価を得ています。
良い口コミ・評判②年収アップを目指せる
リクルートダイレクトスカウトの公開求人における年収レンジは広いです。
具体的には300〜5,000万円の求人を保有しています。
年収600万円以上の求人が約4割を占めており、年収アップに最適です。
一般的にハイクラス求人とされる年収800万円以上の求人は、約70,000件以上です。
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デイリー暮らしのエージェント編集部
リクルートダイレクトスカウトは、業界トップクラスの求人数を保有しています。
参考リクルートダイレクトスカウトの評判は実際どうなの?250人分の口コミを独自調査
良い口コミ・評判③転職エージェントと併用しやすい
転職エージェントを複数利用するのは、転職活動における基本テクニックです。
しかし、面談や定期的な連絡などに時間を取られてしまいます。
リクルートダイレクトスカウトは、転職活動が進むにつれてヘッドハンターとのやり取りが生じるものの、定期的な面談や連絡は不要です。
スカウトや求人検索でハイクラス求人の情報を効率良く得られます。
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デイリー暮らしのエージェント編集部
転職エージェントを複数利用するだけの時間的余裕が無い人でも、無理なく併用が可能です。
参考リクルートダイレクトスカウトは費用がかかる?バレる評判があるけど仕組みはどうなの?
口コミや評判からわかるリクルートダイレクトスカウトがおすすめな人

ここまで、リクルートダイレクトスカウトの良い評判・悪い評判を見てきました。
それらの情報を踏まえて、サービスの利用がおすすめな人をまとめると下記になります。
リクルートダイレクトスカウトがおすすめな人
- 年収600万円以上を目指している人
- 自身の市場価値を確認したい人
- 応募書類を自分で用意できる人
上記①~③を詳しく解説します。
年収600万円以上を目指している人
公開求人数合計 | 399,517件 |
年収600万円以上の求人 | 157,077件 |
リクルートダイレクトスカウトの公開求人のうち、年収600万円以上の求人が約160,000件も占めていることから、直近年収600万円以上の方や年収600万円クラスの転職を目指している人にとって、魅力的な求人が揃っていることが分かります。
さらに年収5,000万円までの求人に対応しているため、ハイクラス層にもおすすめです。
自身の市場価値を確認したい人
ヘッドハンターは、レジュメを見てスカウトを送っています。
希望年収やそれ以上の求人を提案されるかどうかを見ることで、自分の市場価値が転職市場でどのように評価されているのかを客観的に判断するのに最適です。
リクルートダイレクトスカウトを利用して市場価値を調査する
求人情報からヘッドハンターにコンタクトを取った場合、ヘッドハンターが市場価値を分析した上で面談の可否を決められるため、より正確に市場価値を把握できます。
参考リクルートダイレクトスカウトの評判&口コミは?デメリットや仕組みも解説
応募書類を自分で用意できる人
多くの転職希望者を悩ませるのが、応募書類の作成です。
リクルートダイレクトスカウトには書類添削サービスはないため、自分で求人応募に必要な応募書類を用意することになります。
書類作成に不安がある人は、転職エージェントを利用するのが懸命です。
逆を言えば、履歴書や職務経歴書を自分で用意できる人は、転職エージェントに頼らなくても自分で転職活動を進められます。
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デイリー暮らしのエージェント編集部
面接対策に関しては、ヘッドハンターから企業情報を共有してもらうことで対応可能です。
参考リクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー)の評判・口コミをご紹介
リクルートダイレクトスカウトとリクルートエージェントの違い

リクルートダイレクトスカウトとリクルートエージェントは、運営会社こそ同じですが、サービス内容は大きく異なります。
「リクルートダイレクトスカウト」 | 「リクルートエージェント」 | |
---|---|---|
専属の担当者 | ✕ | 〇 |
転職サポート | △ | 〇 |
非公開求人 | 〇 | 〇 |
求人の傾向 | ハイクラスに特化 | 幅広い年収レンジに総合的に対応 |
求人の紹介 | スカウト | 担当者から紹介 |
WEBツール | ✕ | 職務経歴書エディター |
セミナーの開催 | × | ○ |
どちらも、転職サイト・転職エージェントにおいて高い人気を誇る転職サービスです。
目的に合わせて利用することで、納得のいく転職活動を進められます。
サービス内容の大きな違いは、以下の3つです。
リクルートダイレクトスカウトとリクルートエージェントの違い
- 専属の担当者の有無
- 求人の傾向
- 出会える担当者の人数
それぞれ解説していきます。
専属の担当者の有無
リクルートエージェントは、キャリアアドバイザーやコンサルタントといった転職サポートの専門員が専属の担当者となって転職活動を支えてくれます。
リクルートエージェントの主なサポート内容
・キャリアカウンセリング(面談)
・求人の紹介と応募
・書類添削
・面接対策
・面接日の調整
・企業との条件交渉
・入社日の調整
一方、リクルートダイレクトスカウトは転職サイトです。
専属の担当者が付いて転職サポートを提供するといったサービスは提供しておらず、コンタクトを取っているヘッドハンターによってサポート内容や有無が異なります。
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デイリー暮らしのエージェント編集部
転職活動が初めての人や転職活動に割ける時間が限られている人は、リクルートエージェントを利用する方が効率良く転職活動を進められます。
求人の傾向
保有する求人の傾向も違います。
リクルートダイレクトスカウトが年収600万円以上の求人に特化しているのに対し、リクルートエージェントは業界・年収・経験を問わずバランスよく求人を保有する総合タイプです。
リクルートエージェントは、業界最多求人数を誇ります。
「リクルートダイレクトスカウト」 | 399,517件 |
「リクルートエージェント」 | 619,175件 |
リクルートダイレクトスカウトは、一定以上の市場価値が求められます。
その分、条件に優れた優良求人が豊富です。
一方、リクルートエージェントは経験を問わずに転職サポートを受けられることから、キャリアアップだけでなくキャリアチェンジにも対応できます。
転職の可能性を広げたい方におすすめです。
出会える担当者の人数
リクルートエージェントでは、1人の担当者から紹介された求人への応募が中心です。
良くも悪くも、担当者があなたをどのように評価するかによって、転職活動の進め方や紹介される求人のランクが左右されます。
相性が合わなかったり、サポート力が低い担当者にあたるケースも少なくありません。
そういった場合、担当者の変更や他社への乗り換えを余儀なくされ時間を取られます。
リクルートダイレクトスカウトはヘッドハンターの多さがメリット
一方、リクルートダイレクトスカウトは、4,300名以上のヘッドハンターが在籍しており、複数の担当者から求人の紹介を受けられ、それぞれを比較・検討することが可能です。
スカウトや検索から、優良求人を提案してくれるヘッドハンターや相性が良いと感じたヘッドハンターを厳選して複数人選べます。
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デイリー暮らしのエージェント編集部
不満を持ったときに素早くリカバーできるのは大きなメリットです。

リクルートエージェントの評判・口コミはひどい?メリットとデメリットも徹底検証!
「リクルートエージェントはやばい」などの評判や口コミはあります。しかし、リクルートエージェントは多くの求職者からの良い評判も多いです。そこで、ネット上にあるリアルなリクルートエージェントの口コミをもとに徹底検証しています。

リクルートダイレクトスカウトとビズリーチの違い

リクルートダイレクトスカウトの競合として挙がる転職サイトがビズリーチです。
どちらもハイクラスに特化したスカウト型転職サイトですが、サービス内容や特徴を見てみると、若干の違いがあります。
「リクルートダイレクトスカウト」 | 「ビズリーチ」 | |
---|---|---|
入会審査 | なし | あり |
利用料金(税込み) | なし | 無料~5,478円 / 30日 |
ヘッドハンター数 | 4,300名以上(2022年5月時点) | 5,800人(2022年10月現在) |
公開求人数 | 399,517件 | 87,997件 |
業務委託契約求人 | ○ | × |
提供されるサービスで最も大きな違いとなるのが「審査」と「利用料金」です。
ビズリーチは、保有求人の1/3以上が年収1,000万円以上の求人です。
ビズリーチの注意点
ハイクラス転職を目的としている転職希望者にとって非常に有益な転職サイトではあるものの、入会審査が実施されていること、そして、すべての機能を使うには料金が掛かることから、利用する上でのハードルは高く設定されています。
一方、リクルートダイレクトスカウトは、入会や継続利用のハードルが低いです。
ハイクラス求人を手軽に得られるという面でアドバンテージがあります。

ビズリーチの評判・口コミは悪い?ひどい?最悪ではない理由|ハイクラス転職を成功させる利用方法とは

ビズリーチの入会審査について
ビズリーチが保有する求人の質は業界随一のものです。
質の高い求人には、それ相応の市場価値が求められます。入会審査があるのも、企業が求めるレベルと転職希望者のミスマッチを防ぐためです。
入会審査では、職歴や保有スキル、語学力、直近年収などが審査されます。
ビズリーチの入会審査が市場価値の判断基準に使われる程に厳しいため、登録する際は、企業に応募する意識のもと情報を登録することをおすすめします。
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デイリー暮らしのエージェント編集部
入会審査を通過すると会員属性が付与され、利用するステージ(=プラン)を選択可能です。
リクルートダイレクトスカウトは無料で利用できる
以下は、ビズリーチのステージと利用可能な機能をまとめたものです。
すべての機能を利用するには、プレミアムステージへの登録が必須となります。
ステージ | スタンダード | プレミアム 「タレント」 | プレミアム 「ハイクラス」 |
---|---|---|---|
会員属性/利用料金(30日) | 無料 | 3,278円 | 5,478円 |
通常スカウト | ✕ | ◯ | ◯ |
プラチナスカウト | ◯ | ◯ | ◯ |
スカウトへの返信 | プラチナスカウトのみ | ○ | ◯ |
求人検索 | 検索・閲覧のみ(企業名は非表示) | ◯ | ◯ |
公開求人の応募 | 公募求人のみ | 年収1,000万円未満の求人のみ | ◯ |
ヘッドハンター | 検索・閲覧のみ |
年収1,000万円以上 の求人を保有するヘッドハンターへの相談は不可 |
◯ |
転職希望者とスカウトする側の双方に料金が発生します。
ヘッドハンターや企業側はスカウトに料金が掛かるシステムを採用しているため、マッチング率の高いスカウトが届きやすいのがビズリーチを利用するメリットです。
一方、リクルートダイレクトスカウトは完全無料となっているため、利用料金が掛かるビズリーチよりも魅力的に感じる人もいるかと思います。
ビズリーチは一定期間無料でプレミアムステージを利用できるため、まずは双方に登録してサービス内容や相性、求人の質を比較してみるのがおすすめです。

ビズリーチに登録するとばれる?会社にばれずに安心して使う方法を解説!登録だけでもすべき理由

リクルートダイレクトスカウトの特徴

リクルートダイレクトスカウトの特徴を下記にまとめています。

運営会社 | 株式会社リクルート |
---|---|
サービス | スカウト型転職サイト |
おすすめの年代 | 30~60代 |
求人の特徴 | ハイクラス求人に特化あらゆる業種・職種をカバーしている |
求人エリア | 全国・海外 |
公開求人数 | 399,517件(年収600万円以上:157,077件) |
ヘッドハンター数 | 4,300名以上(2022年5月時点) |
リクルートダイレクトスカウトは、スカウト型転職サイトです。
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デイリー暮らしのエージェント編集部
年収600万円以上の求人が充実しています。
一定のスキル・経験を持つ30〜60代の年収アップやキャリアアップに最適です。
面接が確約されたスカウトを含め、転職を有利に進められるサービスを無料で利用できます。
業界大手であるリクルートが運営していることから利用者が多く、また、大手企業や外資系企業といった有名企業の求人も非常に多いです。
リクルートダイレクトスカウトはスカウト型転職サイトのため、転職エージェントと併用することで、転職サポートを受けながら効率良くハイクラス求人を得られる環境が整っています。

30代におすすめの転職エージェント7選|抑えておきたいポイントを解説

リクルートダイレクトスカウトのスカウトの種類

リクルートダイレクトスカウトには、5種類のスカウトがあります。
「通常スカウト」 | 求人の紹介や案内を主な目的として送信されるスカウトです。 |
---|---|
「一求入魂スカウト」 | 市場価値の高い人材に向けて、非公開求人を紹介してくれます。 |
「Fit Hunterスカウト」 | 希望業界を得意分野とするヘッドハンターを紹介してくれます。 |
「GOLDスカウト」 | 企業が送信する面接 / 面談が確約されたスカウトです。 |
「顧問求人スカウト」 | 企業顧問として業務委託契約を結べるスカウトです。 |
求人エリア | 全国・海外 |
公開求人数 | 399,517件(年収600万円以上:157,077件) |
ヘッドハンター数 | 4,300名以上(2022年5月時点) |
スカウトによって優先度は異なります。
GOLDスカウトは比較的新しいスカウトです。
企業との面談、もしくは面接が確約されています。
内定獲得の期待が大きいため、必ず閲覧・返信すべきスカウトです。
通常スカウトは悪い評判の原因となっています。
スカウト側が無料で送信できることもあり、不特定多数に送信しているケースが多いです。
各スカウトの優先順位を表すと以下になります。
-
GOLDスカウト > 一求入魂スカウト > 顧問求人スカウト > Fit Hunterスカウト > 通常スカウト
それぞれの違いを把握し、情報を取捨選択することがリクルートダイレクトスカウトを使いこなすポイントです。
参考リクルートダイレクトスカウトの評判は悪い?口コミや特徴・ビズリーチとの違い
リクルートダイレクトスカウトからスカウトが来ないときの対処法

リクルートダイレクトスカウトからスカウトが来ないときは、以下の4つのポイントを確認し、必要があれば改善することでスカウトが来るようになるはずです。
リクルートダイレクトスカウトからスカウトが来ないときの対処法
- 職務経歴書に需要の高いキーワードを入れる
- 具体的な実績を記載する
- 希望年収を下げる
- 勤務希望エリアを絞る
上記4つのポイントを見ていきます。
職務経歴書に需要の高いキーワードを入れる
ヘッドハンターは、無作為に職務経歴書をピックアップしてスカウトを送っているわけではなく、求人を検索するようにキーワードなどを入力し、表示された転職希望者に対してスカウトを送っています。
職務経歴書にヘッドハンターが興味を抱くようなキーワードを入れるのがポイントです。
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デイリー暮らしのエージェント編集部
「MVP」や「表彰」、「マネジメント」などの市場価値を示すワードは喜ばれます。
交渉が決裂すると、内定取り消しになる恐れがあるため、ヘッドハンターに交渉を依頼してみるのもおすすめです。
また、近年では在宅ワークが増えていることから、「在宅勤務」「リモートワーク」などのワードを入れるのもおすすめです。
具体的な実績を記載する
実績や市場価値を示す際は、具体的な数字を入れて実績を記載することをおすすめします。
例えば、「売上をアップさせた」ことをアピールするなら、どういう取り組みをし、結果的に前年比と比べて何%アップしたのかを記入します。
希望年収を下げる
スカウトが来ない場合、直近年収や市場価値に対して希望年収が高すぎるケースがあります。
一度の転職で希望年収が急激にアップすることは稀です。
直近年収から100〜150万円位のアップが妥当と考えられます。
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デイリー暮らしのエージェント編集部
200万円以上のアップを希望している方は、見直してみると良いでしょう。
交渉が決裂すると、内定取り消しになる恐れがあるため、ヘッドハンターに交渉を依頼してみるのもおすすめです。
勤務希望エリアを絞る
転職の可能性を広げるために、勤務地を広げ過ぎている方は注意が必要です。
希望条件が明確ではないという印象を抱かせてしまい、ヘッドハンターから「スカウトしにくい」と思われる可能性があります。
リクルートダイレクトスカウトを使った転職活動の流れ

これからリクルートダイレクトスカウトの利用を検討している人に向けて、リクルートダイレクトスカウトを使った転職活動の流れを解説します。
サービスの登録から転職先入社までの流れは、以下の通りです。
リクルートダイレクトスカウトを使った転職活動の流れ
- 公式サイトで登録し、各種設定を行う
- ヘッドハンターと面談をする
- 企業と面接をする
- 内定を得て条件交渉に臨む
- 転職先企業に入社する
公式サイトで登録し、各種設定を行う
公式サイトで仮登録をします。
メールアドレスと希望するパスワードを入力するだけです。
その後、メールアドレス宛に本登録用のURLが届きます。アクセスしたページにて、以下の内容を入力したら会員登録の完了です。
数分で終わります。
-
氏名 / 性別 / 生年月日 / 電話番号 / 学歴 / 卒業年月 / 語学レベル
登録した個人情報は、「スカウトに返信する」「ヘッドハンターとコンタクトを取る」「求人応募を依頼する」場合のみ公開されます。
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スカウトへの返信、ヘッドハンターへの相談、求人情報への応募依頼を行うと、当該ヘッドハンター・当該企業に実名状態のレジュメが公開されます。
また、現時点では情報の公開範囲を設定する機能はございません。
( 出典:リクルートダイレクトスカウト|ヘルプ)
本登録が済んだら、職務経歴書の作成・登録と各種設定の最適化に移ります。
職務経歴書に関しては、後から編集可能です。時間が空いたときにしっかりと作り込むことをおすすめします。
登録後、最初にしておきたいのが各種設定です。
ヘッドハンターのスカウトと企業のスカウトを、個別に利用するかどうか設定できる他、特定の企業を10社までブロックすることもできます。
リクルートダイレクトスカウトの初期設定に注意
顧問求人スカウトに関しては、最初から「利用しない」になっているため、顧問としての働き方に興味のある方は「利用する」に設定を変更すると良いでしょう。
ヘッドハンターと面談をする
リクルートダイレクトスカウトは転職サイトですが、公開求人に直接応募することはできず、ヘッドハンターを通じて応募する形になります。
「ヘッドハンター検索」から気軽にコンタクトを取ることも可能です。
求人検索やスカウトでヘッドハンターとやり取りするようになったら、面談をして企業を紹介してもらいます。
企業と面接をする
ヘッドハンターとの面談後、企業との面接を行います。
面接対策が必要だと感じたら、ヘッドハンターに相談してみると良いでしょう。
企業情報を教えてくれることがあります。
内定を得て条件交渉に臨む
内定を獲得すると、すぐに内定承諾書にサインしたくなりますが、その前に必ず労働条件通知書で労働条件を確認します。
求人情報と差異があっても、内定承諾書にサインした後の変更は不可なので、よく確認しましょう。
条件交渉も内定承諾書にサインする前に行います。
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デイリー暮らしのエージェント編集部
条件交渉による年収アップの目安は50〜100万円です。
交渉が決裂すると、内定取り消しになる恐れがあるため、ヘッドハンターに交渉を依頼してみるのもおすすめです。
転職先企業に入社する
入社日を決めて内定承諾書にサインをしたら転職活動の終了です。
仕事を続けながら転職活動していた人は、前職の退職準備をします。
参考リクルートダイレクトスカウト3つの特徴と最大限活用するための全知識|利用者の口コミ評判から解説
リクルートダイレクトスカウトによくある質問

Q.短期間で転職先を決められますか?
スカウト型転職サイトは、短期間での転職を目指す方には不向きなサービスです。
リクルートダイレクトスカウトを利用して短期間で内定を得たい方は、ヘッドハンターとアプローチしたり、職務経歴書を充実させてGOLDスカウトを狙ったりといった積極的な使い方をすると良いでしょう。
Q.リクルートダイレクトスカウトの利用は会社にばれる?
登録する職務経歴書は匿名で公開されます。
在職中の企業が職務経歴書を見たとしても、勘付かれることはあっても個人まで特定されることはほとんどありません。
在職中の企業と関連会社、取引先企業を「企業ブロック設定」に登録しておけば、より安心してサービスを利用できます。
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デイリー暮らしのエージェント編集部
企業ブロック設定に登録できる企業は、合計で「10社まで」です。
参考リクルートダイレクトスカウトの評判は悪い?口コミや登録がバレる?の真相、特徴を解説
Q.リクルートダイレクトスカウトは新卒でも利用できますか?
リクルートダイレクトスカウトは、就業経験のある転職希望者を対象としています。
新卒の方は、新卒を対象とした転職サービスを利用して転職活動を進めるのが一般的です。
Q.今すぐの転職を考えていなくても登録して大丈夫ですか?
リクルートダイレクトスカウトは今すぐの転職を考えていなくても登録して大丈夫です。
リクルートダイレクトスカウトは、個人情報を登録することで企業からスカウトされることができる転職サイトです。
そのため、転職活動を積極的に進めているわけではなくても、将来的に転職を考えている方や、キャリアアップのために情報収集をしている方にも利用されています。
登録者のプロフィールに合った求人情報が届くため、転職活動を開始する前に登録しておくことで、自分に合った求人情報を受け取ることができ、転職活動を始める前の情報収集の一環としても利用されています。
リクルートダイレクトスカウトでスカウトを増やすための注意点
登録後に登録内容を更新したり、自分のキャリアアップに向けたスキルアップや資格取得などの努力を続けることが大切です。それにより、企業からのスカウトの機会が増える可能性が高まります。

転職エージェントを複数登録し併用するメリット・デメリットと注意点を解説!

まとめ

リクルートダイレクトスカウトは、知名度が高く利用者が多いです。
その分、良い評判だけでなく悪い評判も増えますが、悪い評判の原因となるものは、職務経歴書の見直しやスカウト設定の最適化で改善できます。
サービスからも分かる通り、リクルートダイレクトスカウトは向き不向きが明確であるため、他社転職サイト・転職エージェントとの違いを把握してから利用するのが良いでしょう。
利用料金は掛からないため、まずは登録してみることをおすすめします。

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