著者:デイリー暮らしのエージェント編集部 2024年5月8日更新

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転職の履歴書は重要!好印象を与える正しい書き方と誤った書き方を紹介

デイリー暮らしのエージェント編集部 [PR]

アップロード日2023/02/01

正社員として入社すると、履歴書を書く機会が減少します。

転職活動を始めて、久しぶりに履歴書を作成する際に書き方に悩んでしまう方も多いです。

そこでこの記事では、企業の採用担当者に好印象を持ってもらえる履歴書の正しい書き方やポイントを解説します。

  • デイリー暮らしのエージェント編集部

    書類選考が厳しくなる誤った履歴書の書き方やNG例もまとめました。

履歴書はあなたを印象付ける重要なアイテム

履歴書は、自分の職歴や学歴などの情報を伝える資料です。

履歴書と職務経歴書の内容や書き方によって、書類選考を通過するかどうかが決まります。

転職における履歴書の大事なポイントは下記の2つです。

  • 企業が知りたい内容を正確に書く

  • 伝えたいことを倫理的に書く

企業にとって、履歴書は”どんな人が応募してきているのか”を知る役割を担っています。

  • デイリー暮らしのエージェント編集部

    ビジネスパーソンとしての価値をアピールするためにも、ポイントを抑えた正しい書き方で履歴書を作成することが大切です。

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履歴書は「パソコン」よりも「手書き」がいいってホント?

履歴書を手書きで作成する場合、記入ミスがあれば書き直さなければならないので時間が掛かります。

しかし、近年では、パソコンで履歴書を作成するのも一般的になっています。

企業側から指定が無いのであれば、手書きとパソコン、どちらで作成しても良いでしょう。

しかし、手書きの履歴書に好印象を持っている採用担当者は多くいます。

手書きの履歴書は、時間を掛けて丁寧に書く必要があるため、それだけで「御社に入社したい」という意志が伝わりやすいです。

転職エージェントのdodaが企業採用担当者を対象に実施したアンケートでも、「手書きが良い」とする回答が、「パソコンが良い」とする回答を上回っています。

【採用担当者に聞いた!履歴書は手書きとパソコン作成のどちらが良い?】

回答 回答率
パソコンで作成したほうが良い 10.7%
どちらかというとパソコンで作成したほうが良い 3.9%
手書きで作成したほうが良い 27.2%
どちらかというと手書きで作成したほうが良い 15.5%
どちらともいえない、どちらでもかまわない 42.7%

出典:doda|履歴書は手書きとパソコン作成どちらがいい? 採用担当者の生の声とメリット・デメリット

回答者全体の42.7%が手書きの履歴書に対して好印象を抱いていることが分かります。

  • デイリー暮らしのエージェント編集部

    「どちらともいえない、どちらでもかまわない」も42.7%あることから、企業から指定がある場合を除き、手書きに固執する必要はありません。

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手書き・パソコンで履歴書を作成するメリット・デメリット

履歴書は手書きでもパソコンでも作成できます。

それぞれのメリット・デメリットを把握し、応募する企業やスケジュールで使い分けられるようにするのがおすすめです。

手書き|アピール力があるけれど作成には時間が掛かる

手書きで履歴書を作成する最大のメリットは、採用担当者へのアピール力があることです。丁寧に作られた手書きの履歴書は採用者が興味を引かれやすく、しっかりと目を通してもらえる可能性が高まります。

しかし、パソコンで作成するよりも遥かに多くの時間が掛かるのが難点です。

また、修正液やフリクションボールペンといったアイテムは使用不可なので、ミスをすると書き直す必要があります。

  • デイリー暮らしのエージェント編集部

    手書きは非効率な方法ですが、文字がキレイな人や履歴書のアピール力を高めたい人にとっては最適な作成方法です。

パソコン|簡単に作成できる分、ケアレスミスが多い

パソコンはスピーディに履歴書を作成できます。

手書きとは異なり、応募する求人の数に合わせて履歴書を印刷できるのはもちろん、修正や書き直しも簡単にできるため、非常に効率的です。

しかし、効率的であるためにケアレスミスが起きやすいのがデメリットと言えます。

パソコンで履歴書を作成する注意点

パソコンで履歴書を作成する注意点

例えば、作成しておいた履歴書の日付やフリースペース部分だけを書き換えて企業に送付している場合、書き直しの忘れがあると、流用していることに採用担当者が感づいてしまい、書類選考で落とされてしまうリスクがあります。

また、応募する企業が手書きの履歴書の指定があるケースも少なくないです。

指定と異なる履歴書を送ってしまうと不合格となります。

参考履歴書の学歴・職歴欄の正しい記入法

履歴書のフォーマット選びも書き方と同じくらい大事

履歴書には、国が定めているJIS規格の履歴書とそれ以外の履歴書があります。

規格 特徴
JIS規格 厚生労働省が推奨している規格です。趣味などを書くフリースペースが無い代わりに、学歴や職歴を書くスペースが大きく取られています。 応募に必要な項目のみをスマートに書けるのが特徴です。
上記以外の規格 JIS規格以外のフォーマットは「一般用」と呼ばれます。商品ごとに書く項目やサイズが異なるのが特徴です。職歴以外でアピールしたい項目がある方に適しています。

JIS規格用と一般用、どちらが良いかは求職者によって変わります。

例えば、20代前半のビジネスパーソンが転職のために履歴書を作成する場合、職歴が浅いことから、JIS規格の履歴書では空欄が目立ちやすいため、フリースペースのある「一般用の履歴書」で作成するのがおすすめです。

履歴書のサイズは「A3(A4が2枚)」と「B4(B5が2枚)」がありますが、転職活動ではA3サイズ、もしくは、A4サイズ2枚組みの履歴書を選ぶのが良いとされています。

A3・A4の履歴書をおすすめする理由

①ビジネスシーンでの用紙サイズはA4が一般的
②職務経歴書はA4サイズで作成するので、応募書類のサイズを統一できる
③サイズが大きくキレイに書きやすい
④サイズが大きいから詳細に書ける
⑤B5は日本の独自規格のため、外資系企業への応募には使わないのが基本

上記5つの理由から履歴書のサイズはA4がおすすめですが、企業側から指定がある場合は、それに従って作成します。

dodaでは、ニーズや履歴書の書き方に合わせて5種類の履歴書テンプレートを無料配布しているので、履歴書のフォーマット選びに悩んでいる方は、ダウンロードして作成してから選ぶのも良いでしょう。

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履歴書の正しい書き方とチェックポイント

ここでは、履歴書の書き方や間違いやすいポイントを解説していきます。

顔写真|撮影から3ヶ月以内のものを貼る

顔写真は、撮影から3ヶ月以内のものを用意します。

書類選考と面接の時のギャップを少なくするためです。

履歴書に顔写真を貼る時の注意点

履歴書に顔写真を貼る時の注意点

写真が履歴書から剥がれてしまった場合に備え、写真の裏面に油性ペンで名前を書いてから履歴書に貼り付けます。

日付|郵送日・提出日を書く

履歴書にある「日付」は間違いやすいポイントです。

日付欄には履歴書作成日を書いてしまいがちですが、郵送で送付する場合は投函日、持ち込む場合は持参する日付を書きます。

また、暦については履歴書全体で統一するのが正しい書き方です。

  • デイリー暮らしのエージェント編集部

    学歴や職歴を西暦で書くなら日付も西暦で、和暦で書くなら日付も和暦で書きます。

年齢|履歴書作成時点での満年齢を書く

履歴書に書く年齢は、満年齢です。

満年齢とは現時点での年齢のことを指します。

氏名|丁寧に均等のサイズで書く

氏名は書きなれている分、癖が出やすいです。

丁寧に書くことはもちろん、サイズも均等になるように意識して書きましょう。

練習してから書くのがおすすめです。

履歴書の氏名について履歴書の氏名について

ふりがなは、履歴書の表記が「ふりがな」であれば平仮名で、「フリガナ」であればカタカナで書きます。

参考履歴書の書き方の基本

連絡先|日中に取れる連絡先を書く

連絡先は、日中でも出やすい電話番号を書きます。

履歴書には、電話番号欄に「自宅」と「携帯」の2つあるものがありますが、近年では自宅に固定電話を設置する人も少なくなりました。

電話番号がひとつでも大丈夫です。

メールアドレス|PC用のメールアドレスを書く

転職活動では添付ファイルが送信されることがあります。

添付ファイルでのやり取りも考慮し、PCとスマホで共有できるフリーメールを用意し、履歴書に書くのがおすすめです。

メールアドレスを書く際、読み間違えやすい「0(ゼロ)」と「O(オー)」や、「1(イチ)」と「I(アイ)」などは、しっかりと書き分ける配慮が求められます。

住所|都道府県から省略せずに書く

住所は必ず都道府県から書き始めます。

アパートやマンションに住んでいる人は、建物名も書きます。

住所を省略せずに書くのが基本です。

  • デイリー暮らしのエージェント編集部

    履歴書で書く住所は、応募時点の住所を書きますが、近日中に引越し予定の人は、引越し先住所も書いておくと良いかと思います。

学歴|転職活動の履歴書は「高校」から書く

転職活動における履歴書の学歴欄に書くのは「高校入学」からです。

学校名は「〇〇学校⇒私立〇〇高等学校」など、住所と同様に省略せずに書きます。

  • デイリー暮らしのエージェント編集部

    大学は学部・学科の書き忘れに注意が必要です。

職歴|短期間の勤務も雇用形態までしっかりと書く

転職活動用の履歴書の場合、職歴欄にはアルバイト経験の記載は不要です。

ただし、ケースによっては書いた方がプラスになることもあります。

アルバイト経験を履歴書に記入するケース

・長期間働いていた
・職歴が浅く空欄を埋めたい
・応募企業へのアピールに繋がる(グループ企業で働いていたなど)

契約社員や派遣社員、業務委託など、アルバイト以外の雇用形態での職歴については、勤務が短期間のものがあってもしっかりと書きます。

退職歴は詳細に書く必要はなく、「一身上の都合により退職」、「会社都合により退職」、「契約期間満了のため退職」のどれかを当てはめるのが一般的な書き方です。

資格|応募企業での仕事に活かせるものを優先的に書く

資格は業務に活かせるものに絞って書くのが正しい書き方です。

業務に活かせる資格を複数取得している方は、難易度や業務への重要度などを考慮して優先順位を付け書きます。

資格取得のために励んでいる人は「〇〇取得に向けて勉強中」、合格が確実な人なら「〇月に取得見込み」と書いておくことで、採用担当にアピールできます。

また、資格名の省略は誤った書き方です。

  • デイリー暮らしのエージェント編集部

    採用担当にマイナスな印象を与えてしまいますので、正式名称で書きましょう。

志望動機|明確に書いて企業にアピールする

志望動機は具体的かつ明確に書きます。

採用担当へのアピールという点に関して非常に重要です。

ただし、履歴書の志望動機欄はスペースが狭く、詳細に書くのが難しいため、詳細な志望動機に関しては職務経歴書に書くことをおすすめします。

転職においては履歴書よりも職務経歴書の方が重視されるので、志望動機を職務経歴書に書くのは内容を充実させる上でも最適です。

参考中途採用の履歴書の書き方は?気を付けるべきポイントと注意点

転職で不利になる間違った履歴書の書き方

書類選考に通過しなければ面接には進めません。

履歴書の書き方によっては印象が悪くなり、書類選考に通りにくくなる恐れもあります。

  • デイリー暮らしのエージェント編集部

    ここでは、転職活動で使用する履歴書の間違った書き方の例をまとめました。

誤字・脱字

履歴書は転職活動において重要な応募書類のひとつです。

それにも関わらず誤字・脱字があるということは、書類をチェックしていないことを意味しており、印象が非常に悪くなります。

誤字・脱字は、チェックすれば防げるものです。

履歴書は時間を空けてチェックするのがポイント

履歴書は時間を空けてチェックするのがポイント

履歴書を書き終えたタイミングは集中力が切れているので簡易チェックに留め、数時間経過したタイミングでしっかりチェックすると、ケアレスミスを防げます。

年号が不揃い

履歴書の年号は、統一するのが正しいです。

1組の履歴書の年号が不揃いだと、ケアレスミスを疑われたり、読みづらいために配慮が欠けているという印象を持たれたりします。

履歴書の年号は、西暦と和暦のどちらでも大丈夫です。

ただし、外資系企業は和暦を使わないため、西暦で統一することをおすすめします。

また、企業側から指定がある場合はそれに従って書きます。

  • デイリー暮らしのエージェント編集部

    指定以外の書き方をすると書類選考で落とされてしまう可能性が高いです。

修正液の使用

履歴書で書き間違えを発見したとき、修正液を使うのはNGです。

必ず最初から履歴書を作り直す必要があります。

履歴書は求人に応募する度に作成するため、重要な書類という意識が薄れますが、企業にとっては何年も保管しておく大事な書類のひとつです。

修正液の使用が採用の可否を左右することもあり得ます。

フリクションボールペンで書いている

手書きでのミスを修正しやすいフリクションボールペンは、大変便利なアイテムですが、履歴書での使用は、修正液と同様でNGです。

フリクションボールペンは、摩擦熱によって書いた文字が消えてしまいます。

履歴書を持参する際や企業が作業している時に、なんらかの影響で文字が薄くなったり、消えてしまったりする可能性が高いです。

  • デイリー暮らしのエージェント編集部

    リスクを防ぐ上でも、油性のボールペンで記載します。

強みが分からない

転職活動では、どれだけ自分の強みをアピールできるかが重要です。

履歴書は書類選考において、強みをアピールできる最初の機会となります。

書く際は、業務に活かせる強みかどうかを考えて書く意識が大切です。

業務に活かせない経験やエピソードを書いてしまうと、せっかく時間を掛けて履歴書を作成したのに、採用担当に強みが伝わらずマイナスの評価になってしまいます。

企業に対して希望が多すぎる

履歴書の本人希望欄に希望をたくさん書くのは避けるのが無難です。

志望の理由が条件面だけであるような印象を与えてしまいます。

内定後に労働条件通知書を提示された時に条件面は交渉可能です。

  • デイリー暮らしのエージェント編集部

    履歴書には、譲れない条件のみを書きます。

    もしくは、「貴社規定に従います」とシンプルに書くのが良いでしょう。

参考転職のための履歴書の書き方!基本マナーや採用担当者がみるポイントを解説

転職のプロに履歴書を添削してもらえば安心

ここまで転職活動における履歴書の正しい書き方やポイント、NGとなる例をご紹介しましたが、企業へのアピール力が高い履歴書を作成するなら、転職エージェントを利用するのがおすすめです。

転職エージェントを利用すると、転職サポートのプロであるキャリアアドバイザーが転職活動を手厚くサポートしてくれます。

履歴書の添削も応募企業ごとに依頼することも可能です。

転職が初めての方は、転職活動の進め方を把握するのに時間が掛かります。

  • デイリー暮らしのエージェント編集部

    転職エージェントなら、転職活動の行程の大半をサポートしてくれるので、自力で転職活動を進めるよりも効率的です。

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まとめ|書き方に注意を払って採用担当者にアピールできる履歴書を作りましょう

この記事では、久しぶりに履歴書を作成する人に向けて、履歴書の書き方を解説しました。

求職者は履歴書を何枚も作成します。

そのため、重要な書類だということを忘れがちです。

書類選考を左右するものなので、丁寧に作成することが結果に繋がります。

履歴書を作成する際は、今回ご紹介したチェックポイントやNG集を参考にして、作成・チェックをするのがおすすめです。

履歴書の作成を含め、転職活動をサポートしてほしい方は、転職エージェントの利用も検討し、自分に合った方法で転職活動を進めると良いかと思います。

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