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一翔、熱く勝つ！３階級制覇を視野

2013年7月27日

　次戦が決まり、ベルトを巻いてポーズを取る井岡一翔（左）と宮崎亮

　早ければ、大みそかに予定されている一戦で挑む。ただ、父で試合のプロモートを手がける井岡一法会長は、一つの条件を出した。「『これが世界戦だ』という試合をするのであれば、３階級制覇のチャンスをもらいにいきたい」。転級に足るだけの内容のある試合を要求した。　３階級制覇は、日本人では亀田興毅しか達成していない。だが、「伝説のボクサー」を目指す一翔のゴールはそこではない。「４階級、５階級制覇も狙っている。伝説になろうと思ったら、それくらいしていかないといけない」。マニー・パッキャオ（フィリピン）ら、過去に５人しか到達していない５階級制覇へ思いをはせた。

　４月からＷＢＯ、ＩＢＦの王座が認可されたことにより、世界戦の機会が増えた。今夏は海外で王座に挑戦する日本人選手も多く、世界戦ラッシュとなっている。「たくさん、世界戦があってボクシング界が盛り上がる。締めくくりの試合なので、今年の夏で一番熱い日にしたい」。現在の階級で最後になるかもしれない一戦。華々しく勝つだけだ。

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