井上尚弥は「決闘というより、ゲームをやるように楽しそう」5・2中谷潤人と東京ドーム決戦 大橋秀行会長が様子明かす
「ボクシング・4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(5月2日、東京ドーム)
4団体統一王者の井上尚弥(33)=大橋=が20日、横浜市の所属ジムで公開練習を行った。元世界3階級制覇王者でWBA・WBC・WBO同級1位の中谷潤人(28)=M・T=とのドリームマッチまで12日。「(対戦呼びかけから)長かったようで早い1年だった。残り2週間を切って、非常に楽しみ。心身ともにいい状態」と心境を明かし、「対策も最終段階で、どんな入り方、どんな戦い方もできる準備ができている。(中谷戦への)イメージはすごく高まっている」と絶対的な自信をにじませた。
井上は32勝(27KO)無敗、中谷も32勝(24KO)無敗で、ともにパウンド・フォー・パウンド入りしている同士の日本人頂上決戦。既にチケットは完売し、国内のボクシング興行では史上最多となる約5万5000人を動員することも確実となっているが、井上は「重圧は毎試合乗り越えて32戦やってきているので、今に始まったことでもないので気にしていない。ただ、こういった大一番で負けられない気持ちは非常に強い」と力を込めた。
歴史的一戦に臨む井上について、大橋ジムの大橋秀行会長は「生き生きと楽しそうにやっている。決闘に向かうというより、ゲームをやるような、楽しみにしている感じ。接していて、悲壮感がない。大舞台で注目もされるが、(重圧を感じている様子は)全くない」と明かした。また、どちらが先に主導権を握るかが大きなカギになるが、「1ラウンドが見ものですね。(序盤から)動きますね。俺は(中谷が)どうやって出てくるか、9割方わかっているけど。予測はついています」と、不敵に笑った。
一方、中谷陣営から視察に訪れたM・Tジムの村野健会長は「調子が良さそうですね」と井上の印象を明かし、「いろんなことを想定しているんだなと感じた。1ラウンド目から集中して取り組んでいかないといけない。いろんな作戦もあるが、実際に対峙(たいじ)して感じ取れる状態から動き出すことがお互いにあるかな」と話すにとどめた。
