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元日本バンタム級王者・大場が引退表明

2014年9月14日

判定勝利を飾ったものの試合後、現役引退を表明した大場

判定勝利を飾ったものの試合後、現役引退を表明した大場

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 4月のIBF世界バンタム級指名挑戦者決定戦でランディ・カバジェロ(米国)に8回TKOで完敗。引退を表明したものの現役続行への未練を断ち切れなかった。この日の試合を「続けるかどうか決める。落ちてると判断すれば引退宣言する」と位置付け臨んだ。

 「目が徐々に悪くなっていた」とカバジェロ戦で受けたダメージも残っていた。「足が真っすぐ動かないし、もうだませない。反応だけでパンチをよけるのができなくなった。去年、第2次のピークが来てカバジェロ戦の時は力が落ちていた。もう1回、頑張ってやっても、同じ結果になる。普通の選手を相手に普通の試合内容なのは自分が一番感じた」と限界を悟った。

 「40戦もやったし、いいベテラン。結果的にこれが引退試合になった。今後の人生は40年もある。これ以上続けたら、(体が)ダメになる」と、家族のためにも第2の人生に目を向けた。

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