井岡一翔が公開練習 堤聖也&井上拓真にラブコール「僕はどちらにしろ挑戦者。どちらとも戦えたら」
ボクシング世界4階級制覇王者でWBA世界バンタム級9位の井岡一翔(36)=志成=が20日、都内の所属ジムで公開練習を行った。バンタム級転向初戦で、大みそかにWBA挑戦者決定戦として同11位マイケル・オルドスゴイッティ(24)=ベネズエラ=と戦うが「5階級制覇に挑戦するだけでも大きなこと」と、胸を高鳴らせた。
17日には同級王者の堤聖也(29)=角海老宝石=が元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(43)=フィリピン=を激闘の末に撃破。井岡は「ドネア選手は前半、全盛期をほうふつさせる動きで驚いた。希望をもらった」と刺激を受け、「終盤失速したが、あの年齢であれだけの動きをして、自分も36歳なのでまだまだ頑張れる気持ちになった」とうなずいた。
勝った堤には「彼の気持ちの強さ、忍耐力、粘り強さ、すごさを感じた」と感服。大みそかに勝てば挑戦権を手にできるが、WBC同級王者・井上拓真(29)=大橋=にも熱視線を送っており「拓真選手とも戦いたいし、堤選手も(今回)評価を高めたので戦いたい。僕はどちらにしろ挑戦者。どちらとも戦えたら」とラブコールを送った。





