王座統一の堤「生き残れた」 井岡との対戦望む
世界ボクシング協会(WBA)バンタム級の団体内王座を統一した堤聖也(角海老宝石)が試合から一夜明けた18日、東京都内の同ジムで記者会見に臨み「苦戦したが、何とか生き残れた。まだまだボクシングができる」と実感をにじませた。
世界5階級制覇の実績を持ち、暫定王者だったノニト・ドネア(フィリピン)を2-1の判定で退けた。激闘で鼻が折れ、両まぶたも腫れた痛々しい表情で「自分の価値が上がる内容ではなかったが、ドネアという偉大なボクサーと闘えて光栄」と語った。
今後は他団体との王座統一戦の他、バンタム級に転向した元世界4階級王者の井岡一翔(志成)との対戦も望み「わくわく度が一番高い」と話した。
関連ニュース
-
堤聖也がドネア撃破!団体内王座統一に成功 5階級制覇の43歳レジェンドと激闘も判定2-1で制し「ギリギリでした」中盤大劣勢から大逆転 今後は統一戦希望も井岡一翔戦も視野「戦わせてもらいたい」

-
団体内統一の堤聖也 今後は井上拓真との統一戦か、井岡一翔戦を視野「スーパーフライからレジェンドが上がってきている。統一戦決まらないなら」

-
「鼻折れてますよね。人間の正しい鼻してない」激闘制した堤聖也が衝撃告白 ドネアのパンチで鼻骨折「折れてるなーと思いながら戦いました」

-
驚異の43歳ドネア、堤聖也と激闘も判定1-2惜敗判定に陣営「リスペクトが足りない」と不満滲ませるもドネアは堤祝福「チャンピオンにおめでとうと伝えたい」

-
驚異の43歳ドネア、堤聖也と激闘も判定1-2惜敗 中盤強烈パンチで追い込むも正規王者の粘りに屈する

