元IBF世界バンタム級王者・西田凌佑 2・15大阪で再起戦 強打者バスケスとIBFスーパーバンタム級挑戦者決定戦

 ボクシングの六島ジムは18日、大阪市住吉区の同ジムで会見を行い、元IBF世界バンタム級王者で現在IBFスーパーバンタム級8位の西田凌佑(29)=六島=が来年2月15日に住吉スポーツセンターで再起戦に臨むことを発表した。試合はIBF世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦として同級6位のブライアン・メルカド・バスケス(30)=メキシコ=と対戦する。現在のスーパーバンタム級は4団体統一王者として井上尚弥(大橋)が君臨する。

 6月に中谷潤人(M.T)との2団体統一戦に敗れた西田。序盤から激しい打撃戦となった試合では右肩を脱臼し、6回終了後に陣営が棄権を申し出た。あれから半年が経過し、肩は回復。スーパーバンタム級に階級を上げて再起する。「再起戦で挑戦者決定戦を組んでいただいて会長に感謝しています。やるからにはもう一度世界王者になります。この試合絶対に勝ちます」と力強く語った。

 当初は元IBF世界スーパーフライ級王者のジェルウィン・アンカハス(フィリピン)との対戦で合意に至っていたが、アンカハスが家庭の事情で辞退。強打のバスケスが相手となった。

 通算戦績は西田が11戦10勝(2KO)1敗、バスケスが33戦32勝(26KO)1敗。

 セミファイナルはジュン・ミンホ(韓国)と仲里周磨(オキナワ)による東洋太平洋ライト級王座決定戦。辰吉寿以輝(大阪帝拳)と山内翔貴(本田フィットネス)によるスーパーバンタム級8回戦も行われる。

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