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橋下市長批判「朝日の罪は大きすぎる」

2014年8月6日

記者団の質問に答える橋下徹大阪市長=大阪市役所

記者団の質問に答える橋下徹大阪市長=大阪市役所

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 そのうえで「少し言わせてもらうと」と切り出し「慰安婦問題に関しては、国民的な大きな議論の広がりにならなかったところを、僕が(昨年に)発言したことが少しでもきっかけになったんであれば、そらもう僕は政治家冥利に尽きますよ」と得意顔。「僕にどぎつい批判をしてきたコメンテーターは、何と言うのか」と熱弁が止まらなかった。

 朝日新聞は5日付紙面で、同紙が80年~90年代に16回報じた、旧日本軍が済州島(韓国)で、慰安婦にするため暴力を使って無理やり女性を連れ出したとする日本人男性の証言を「虚偽だと判断し、取り消す」とした。

 ただ橋下氏は、今回の朝日新聞の撤回を持って「保守派が鬼の首をとったように、日本を正当化するのは大きな間違い」と述べた。一方で、証言した日本人男性の著書が「96年の国連の人権報告書の基礎資料になっている」と指摘。「朝日が大宣伝したせいで、日韓関係がこじれた」と糾弾し「今回の問題をこれで収束させてはいけない」と語った。

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