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森光子さん 苦難乗り越え、花開いた芸

2012年11月15日

 「放浪記」の台本について「何回も読んだつもりでも、読み込みが足りず良さが分かっていないことに気が付く」と演技を磨く努力を怠らなかった。1997年、東京・新国立劇場のこけら落とし公演「紙屋町さくらホテル」(井上ひさし作)で新劇の俳優と共演するなど、毎年のように新作舞台に取り組み、老いてなお新境地に挑んだ。

 芸にまつわることならどこにでも足を運び、小劇場に顔を出し、共演する若者たちの面倒見にも心を砕いた。「芝居は厳しく、楽屋は温かく」がモットー。森さんの周囲には自然と人の輪が出来上がり、そのチームワークを礎に2千回を超す「放浪記」公演という金字塔を打ち立てた。

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