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たかみな再出発の誓い…劇場公演再開

2014年6月3日

 再開した劇場公演でファンにあいさつする高橋みなみ=東京・秋葉原のAKB48劇場(C)AKS

 再開した劇場公演でファンにあいさつする高橋みなみ=東京・秋葉原のAKB48劇場(C)AKS

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 見慣れた劇場の風景には変化があった。警備員は増員され、「警視庁」の腕章を巻いた私服警察官の姿も。客席最前列が閉鎖され、ステージとの距離は1・5メートルから2メートルに広げられた。通路前方には高さ70センチの柵も設けられた。

 劇場入り口には金属探知ゲート2台を設置。ファンは従来通りに手荷物をロッカーに預けてから、空港と同じ警戒レベルに設定されたゲートをくぐり、反応があった場合はハンディ型探知機でボディーチェックを受けた。

 冒頭のあいさつ後は、以前のような明るい雰囲気で進んだ1時間55分の公演。締めくくりに高橋は、「正直、すごく不思議な緊張感と不安がたくさんありました。でもここに立って、思ったことがあります。やっぱり公演は楽しいです。すごく大切な場所です」と、ファンとの“近距離交流”の喜びをかみしめた。いまわしき事件の再発防止に最善を尽くし、国民的アイドルが本拠地で輝きを取り戻した。

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