【ヤマヒロのぴかツと金曜日】憧れのレジェンドDJ「ヒロT」と「マーキー」。その素顔は…!(後編)
音楽好きにとってFMラジオは欠かせない。ヒロ寺平さんとマーキー(旧マーキー谷口)さん。共に、若い頃からゴキゲンな曲を聞かせてくれる憧れのDJだった。
前回は『なんでも相談できる兄貴』ヒロさんの魅力に紙面を使い尽くしたので、今回は『近所のちょっとファンキーな兄ちゃん』マーキーさんについて書こう。
これまでほとんど面識のなかったマーキーさんから、突然トークライブへのゲストオファーがあった時は正直、驚いた。AMラジオをマーキーさんが聴くイメージは湧かない。同じDJでも、スタイルが全然違う私のことをどれだけ知ってくれているのか不安もあった。だがしかし、フリーの身として断る理由など何もない。
「ぜひ参加させてください!」と返事をしたら、トントン拍子に話が決まった。後日送られてきたイベント用のフライヤーを見ると、まるでハゲた教頭先生と、ヤンチャで手を焼かせる生徒の2ショットにしか見えない。どう見てもミスマッチ!わたし64歳。マーキーさん73歳。一体なんやねん、この差は!?
こんな感じで大丈夫なのか、と気を揉んでいたら、打ち合わせを兼ねた食事会のお誘いが。「な~んか緊張するなぁ。普段はどんな人なんやろう。大先輩を前にビビって喋らないのも逆に失礼だし…」。南森町の中華料理店。生放送を終えてやってきたマーキーさんは、開口一番「わぁ、テレビに出てる人や。よろしくねー」。見事に肩の力が抜けてる。
めちゃくちゃカッコいい!いい意味での『軽さ』が若さの秘訣なのかもしれない。トークの感じもラジオと同じ自然体。「どんな音楽聴くの?ライブもよくやってるらしいね?」と、テンポよく話を振りながらノートにいろいろ書き込んでいる。「今日何を話したか忘れないようにね~」。文字だけでなく、何やら絵も描いている。
「ヤマヒロさんの横顔描いてるねん」
「…」
似顔絵ですか?なんで?……自由人である。帰り道「この週末空いてる?サーフィンいこう」。……やっぱり、自由人である。似顔絵の意味は最後までわからなかったが、実は自由に振る舞いつつも気配りの人で、気がつけば私の緊張の糸もすっかり解けていた。
イベントが近づいてきたので互いの番組に出て盛り上げていくことに。先週火曜日『ぴかッとモーニング』に、マーキーさん登場。「俺、最初のレギュラーはMBSやってん」。なんと、マーキーさんのデビューはAMラジオだったのだ!知らなかったなぁ。
「あ、この前は勉強になりました。何があったかをノートに書き留めて。さすがデス!」
「あっ、アレ?去年の11月21日からやで」
まだ、半年も経ってなかったのか…!!その日の午後、今度は私が『FM COCOLO』のスタジオへ!COCOLOには以前、大塚まさじさんの番組に呼んでいただいたことがある。あの時は、しっぽりと好きな音楽について話をさせてもらった。
懐かしさを胸に、いざ『MARK‘E MUSIC MODE』のスタジオへ。生放送が始まった。「ヤマヒロさん、若い頃競馬実況もやってたの?ちょっと、実況やってみてよ~」とフラれたのでそれらしくやり始めたら、目の前で激しく上下に体を揺すり始めたマーキーさん。
「ちょっと、何やってるんですか?」
「馬のマネして盛り上げてるねん!」
「…」
5月8日のトークライブ、大丈夫やろか-。
◇山本浩之(やまもと・ひろゆき)1962年3月16日生まれ。大阪府出身。龍谷大学法学部卒業後、関西テレビにアナウンサーとして入社。スポーツ、情報、報道番組など幅広く活躍するが、2013年に退社。その後はフリーとなり、24年4月からMBSラジオで「ヤマヒロのぴかッとモーニング」(月~金曜日・8~10時)などを担当する。趣味は家庭菜園、ギターなど。
