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獅童、舞台後母の通夜で「幸せでした」

2013年12月20日

 母・小川陽子さんとの思い出を語る中村獅童=東京都港区の梅窓院(撮影・会津智海)

 母・小川陽子さんとの思い出を語る中村獅童=東京都港区の梅窓院(撮影・会津智海)

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 陽子さんが亡くなった後に部屋を整理していると、獅童が子供のころに書いた手紙や絵がきちんと取っておかれていたという。「ステージママとか言われて、いやだったこともあったけど…たまらないですね」と母の大きな愛をあらためて感じ、胸を痛めていた。

 飾り気のない祭壇には和服姿の陽子さんがほほ笑む遺影が飾られ、カーネーションやかすみ草などで彩られた。戒名は「華香院陽和大姉(かこういんようわだいし)」。華が香り、和やかなイメージに陽子さんの名前の一字を加えたものだ。獅童を一人前の歌舞伎俳優に育て上げたらつ腕ぶりが知られる陽子さんだが、獅童は母のやさしい部分を強調した。ひつぎには俳優仲間たちが書いてくれたメッセージカード、陽子さん愛用のサングラスと扇を納めたという。

 式場には約800人の弔問客が訪れ、獅童の元妻で女優の竹内結子からの花も飾られていた。

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