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森光子さん眠るように…92歳で大往生

2012年11月15日

 2009年7月 国民栄誉賞を受賞しピースサインを見せる森光子さん

 2009年7月 国民栄誉賞を受賞しピースサインを見せる森光子さん

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 芙美子役は48年にわたり演じ、森さんは「この役は手放したくない」とライフワークにしていた。同作の“名物”でんぐり返しは、開演以来、87歳(08年)まで47年間続けた。初期には3回転し、通算では2800回以上回り続け、観衆の大拍手を浴びた。封印会見で「ひと言で申し上げられないほど複雑です。“さみしい”で済むものでもないし…」と肩を落としたが、その後、万歳三唱に変更し主演を務め続けた。10年2月、健康診断では問題がなかったものの、長時間の公演がネックとなり、医師団の勧めもあって「放浪記」の中止を決定した。

でんぐり返しへのこだわりは、高齢になっても続けた体力づくりへの手応えが裏付けとなっていた。毎日朝晩75回ずつ行ってきたスクワットを、「放浪記」2000回上演直前から100回ずつに増やした。「放浪記」中止後もスクワットを続け、10年5月5日に放送された日本テレビ・読売系の特別番組のインタビューでは「スクワットは今でもやってますよ。今は100回に減っちゃいましたけどね」と涼しげに打ち明けていた。

 最後の舞台となった「新春 人生革命」(10年1~2月、東京・帝国劇場)では、タッキー&翼の滝沢秀明(30)と共演。89歳にもかかわらず、ワイヤアクションでのフライングを熱望。体力面などを考慮し、ゴンドラに乗り込んで高さ7メートルまで上昇する空中パフォーマンスを披露するなど、舞台へのあくなき向上心は衰えることはなかった。

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