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【CBC賞】ダッシャー、ラスト11秒7

 栗東坂路のラスト1Fで11秒台をマークしたダッシャーゴーゴー(撮影・石湯恒介)
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 栗東坂路のラスト1Fで11秒台をマークしたダッシャーゴーゴー(撮影・石湯恒介)

 「CBC賞・G3」(7月1日、中京)

 連覇へ抜かりなし。東西トレセンで追い切りが行われ、昨年の覇者ダッシャーゴーゴーが27日、栗東坂路を躍動した。ラスト1Fは11秒7の切れ味を披露し、高松宮記念4着以来でも万全の仕上がり。トップハンデ59キロをクリアし、今年こそ夏の短距離王の称号を手にする。

 イメージとの違いに、思わず目を疑った。確かに調教ゼッケン番号は栗東トレセンで着けている「1279」。間違いはない。筋骨隆々の馬体を誇っていたダッシャーゴーゴーが、シャープなフォームに生まれ変わっていた。

 週初めに安田景助手が話していた。「これまでは折り合い面を考慮してキレさせないように仕上げていたが、今は引っ掛からない。これからは調教で追い込んでいこうと思う」。1週前の計量で540キロ(前走時は536キロ)。馬体重を減らすことなく、良質な筋肉をつくり上げた。

 3週続けてハードに追われ、迎えた最終リハ。ハロー(馬場清掃)明けの栗東坂路を一目散に駆け上がった。気合が入って、テンから行きたがるそぶりを見せたが、鞍上が巧みにセーブ。ラスト1Fでようやくゴーサインが出されると、放たれた矢のように鋭く伸びた。

 4F55秒0‐39秒5‐11秒7。しまい重点のお手本のようなタイムに、安田師は「15‐15で入って、ラストは11秒台で。予定通り」と納得顔。口調も滑らかに「すごくいい動き。結構、この時季はいいんですよ」と調子を上げてきた“夏男”の躍動に目を細めた。

 ちょうど1年前。このレースを制して、夏の短距離王の座へ大きく前進した。だが、最終戦のセントウルSで、まさかの大どんでん返し。Vが必須条件のエーシンヴァーゴウに押し切られて、タイトルをさらわれた。指揮官は「悪夢を見ました」と振り返った。

 二の舞は御免。昨夏のリベンジ、そして悲願のG1奪取へ、サマーシリーズ制覇は至上命題だ。「トップハンデは覚悟の上。G1を勝たせてあげたい器ですから」。準備は万端。59キロを背負っても、G3でつまずくわけにはいかない。

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