ウオッカに第２子が誕生したことが２４日、明らかになった。２３日の現地時間１０時４５分（日本時間同日１８時４５分）、アイルランドのアガ・カーンスタッド分場で、ウオッカが鹿毛の牝馬を出産した。仔馬の体重は５８キロ。スムーズな出産で、誕生後１時間ほどで自力で立ち上がったという。母を管理していた角居師は、知らせを受けて「母と同じ毛色ですね。まだどんな子か見ていませんが、牝馬ということで、また、その子どもへとつながっていくことをうれしく思います」と喜んだ。

　父は２０００ギニー、英国ダービー、凱旋門賞などＧ１・６勝を挙げたシーザスターズ。母はダービー、ジャパンカップなどＧ１・７勝を挙げた女傑で、産駒は１３冠ベビーとなる。昨年生まれた全兄は、現在も同場で育成されており、角居師は「兄は、タタソールズセールで購入された馬と一緒に、１１月ごろ日本へ連れてくるつもりでいます」と話した。