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【オークス】ジェンティル、圧勝で2冠

 スタンドの声援に派手なガッツポーズを決める川田(撮影・棚橋慶太)
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 スタンドの声援に派手なガッツポーズを決める川田(撮影・棚橋慶太)

 「オークス・G1」(20日、東京)

 驚がくのタイムで、牝馬3冠への切符をつかんだ。3番人気ジェンティルドンナが、後続に5馬身差をつける圧勝。従来のレースレコード(07年ローブデコルテ)を1秒7も更新し、史上13頭目の牝馬クラシック2冠を達成した。秋は秋華賞(10月14日・京都)で史上4頭目の快挙を狙う。なお、元メジャーリーガー・佐々木主浩氏の所有馬ヴィルシーナは桜花賞に続き2着。1番人気ミッドサマーフェアは13着に終わった。

 終わってみれば大楽勝だ。別次元の末脚を繰り出して、桜花賞馬ジェンティルドンナが女王の座を手にした。直線では他馬を1秒以上も上回る上がりを記録。力強い伸び脚で、グレード制導入の84年以降の樫では最大となる5馬身差をつけて2冠を達成。従来のレースレコードを1秒7も更新する2分23秒6のタイムで力の違いを誇示した。

 ウイニングランから引き揚げる際に、川田は右手で何度もガッツポーズ。主戦の岩田が騎乗停止になったため、急きょ回ってきた大役だった。「結果を出せて、ホッとした。プレッシャーはあったけど、思ったよりも緊張はしなかった。楽しめたと思う」と心地のいい汗をぬぐった。

 経験はマイル戦のみ。桜の女王は3番人気で舞台に立った。道中は1番人気ミッドサマーフェアの後ろでピタリと折り合う。直線での仕掛けに反応良くスパート。後続との差はあっと言う間に開いた。「ヴィルシーナとミッドサマーフェアの2頭だけを気にして競馬をした。早く抜け出す形にはなったけど、最後までしっかりと脚を使ってくれたと思う」とVを振り返る。

 戦前、事細かにアドバイスをくれた岩田への感謝も忘れない。バトンをつなぐ重責を果たして、「是非、3冠馬になってほしいですね。この秋、僕が別の馬に乗っていたら全力で負かしにいくけど、乗っていなかったら全力で応援したい」とエールを送った。

 見届けた石坂師も、圧巻の勝ちっぷりに舌を巻く。「道中は折り合いがついていたし、差せなかったらしょうがないと思っていた。それにしても5馬身差はびっくりしています」。全姉のドナウブルーは、先週のヴィクトリアマイルで半馬身差の2着に健闘。「ドナウの方は1年遅れたけど、いいメンバーのなかで頑張ってくれたしね」と孝行姉妹に目を細めた。

 秋は秋華賞を大目標に据えて、10年アパパネ以来となる史上4頭目の牝馬3冠を目指す。「当然、それに向けてやっていくことになりますね。このあとは放牧に出す予定です。(復帰は)常識的にはトライアルからになるでしょう」と指揮官。名牝への道を着実に歩み出した貴婦人が、静かに実りの秋の訪れを待つ。

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