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【VM】アパパネ史上初連覇で復活Vだ

G1・6勝目を狙うアパパネと鞍上の蛯名に感触を問いかける国枝師(右)
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G1・6勝目を狙うアパパネと鞍上の蛯名に感触を問いかける国枝師(右)

 「ヴィクトリアマイル・G1」(13日、東京)

 思い出の舞台で復活Vを果たす。G1・5勝馬アパパネ(牝5歳、美浦・国枝)が史上初のレース連覇に挑む。ブエナビスタとの壮絶な叩(たた)き合いを制してから1年。以後は勝ち星から遠ざかっているが、ここ一番で見せる勝負強さは失っていない。落馬負傷から復帰後も絶好調の鞍上・蛯名正義騎手を背に、得意の府中で女王健在をアピールする。

 昨年は歴史的名牝のブエナビスタを首差で退けてV。今年のメンバーなら実績断然となるG1・5勝馬アパパネが、レース史上初の連覇に挑む。

 昨年の美酒以降は5戦して未勝利。成績は決して満足のいくものではない。それでも、エリザベス女王杯では秋初戦の府中牝馬Sでの大敗(14着)から巻き返して、スノーフェアリーの3着に入るなど時にはさすがの勝負強さも披露した。大舞台で高いパフォーマンスを見せる底力が最大の武器だ。「去年の覇者として意地を見せてほしい。ブエナビスタがいると思って走ってくれないかな」と国枝師は冗談を交えながら復活を願う。

 不振の理由のひとつに体重の増加が挙げられる。昨年V時の馬体重が490キロ。その後の5走は496〜504キロ。なかなか絞り切れずに、汗取りを着けるなどの工夫を凝らした時期もあった。「暖かくなって、見た目にはスマートになってきた。去年と同じくらいの体重で出走できそうな感じはする」とトレーナー。最近では最もシェイプアップした姿でターフに立てると推測する。

 精神面へのアプローチも試みている。2日にはこれまでの美浦Wや坂路ではなく、初めて美浦北Cで追い切りを敢行。6F82秒4‐38秒1‐12秒2でエクストラセック(5歳1000万下)に2馬身先着した。「左回りでやりたかった」と理由を説明したが、刺激を与える意味も含まれている。「別の料理法もしないとね。ガーッと行くような部分が見られた。いいんじゃないの」。闘争心は戻りつつある。

 女王にとって心強いデータがズラリとそろう。デビュー2戦目を含む叩き2走目は〈4010〉で勝率80・0%。東京は6戦4勝で同66・7%、牝馬限定戦のG1は7戦5勝(同71・4%)と驚異的な数字が並ぶ。「前走の阪神牝馬S(7着)はテン乗り、初の1400メートル。とはいえ、内容がちょっとね」と師は慎重だが、ベストの設定であることは間違いない。

 「もしかしたら、年齢的なものがあるのかも。でも、いい条件なんだから頑張ってほしい」。距離への不安説を覆しての牝馬3冠、ブエナとの名牝対決など数々のドラマを演出してきた。トンネルを抜けて復活Vを決め、再びそのヒロイン性を証明したい。

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