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大体大、唐津＆奥原Ｗエースで頂点狙う

2013年5月31日

　練習で素早いパスを出す大体大・唐津亜耶＝大体大（撮影・田中太一）

　昨年までセンターを務めていた唐津は今年からフォワードに変わった。主将にも指名され、プレッシャーもかなり感じているそうだが、「オフェンスだけでなく、ディフェンスもしっかり頑張って、キャプテンとして精神的にもチームを引っ張っていきたい」と意気込みを口にする。

　奥原はチームきっての得点源。「点を取る起点になるとともに、自分もエースとして１点で多く点を取ってチームを勢いづかせたい」と気合が入っている。中大路哲監督も「勝負強さを持っているので、終盤の競った展開でも、しっかり点を取ってくれる」と絶大な信頼を寄せる。

　ダブルエースを擁する大体大だが、最大の強みは団結力でもある。総勢４７人の大所帯。普段の練習はベンチ入りのＡチームと、控えのＢチームに分かれているが、大会が始まると、Ｂチームは対戦チームの情報収集やデータ分析を担当してＡチームをサポートする。昨年の全日本選手権も的確なデータが優勝に結びついた。また、主務やトレーナー、学生コーチなど裏方としてのチームスタッフの働きぶりも欠かせない力となっている。

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