「りくりゅう」が3年ぶりファイナル制覇!結成の地でミラノ五輪前哨戦制す ジャンプミスの木原、演技後手合わせ謝罪もフリーは堂々自己ベスト!

 「フィギュアスケート・GPファイナル」(5日、IGアリーナ)

 ペアのフリーが行われ、世界王者で、SP首位の「りくりゅう」こと三浦璃来(23)、木原龍一(33)組=木下グループ=はフリー自己ベストの147・89点、合計225・21点で3年ぶり2度目の優勝を飾った。2大会連続五輪代表入りは確実な状況の中、金メダルの期待が懸かるミラノ五輪に向けた前哨戦を制し、弾みをつけた。

 フリー「グラディエーター」の荘厳な音楽にのり、冒頭の高さのあるトリプルツイストリフトを成功。続く3連続のコンビネーションジャンプで木原が手を付いてしまうミスがあったが、その後、力強いリフト、スロートリプルルッツに成功。その後もしっかりまとめきった。力強く三浦を持ち上げながらのフィニッシュ後、木原は悔しそうな表情を浮かべ、三浦に対して手を合わせて謝ったが、他国の追撃を振り切った。

 名古屋は木原の地元で、2人がトライアウトを行った結成の場所でもあった。運命の地で世界一を奪回し、五輪金メダルへと突き進む。

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