島田麻央が前人未到、史上初4連覇「うれしい気持ちでいっぱい」無敵のジュニア女王、4回転転倒もトリプルアクセル成功!他を寄せつけず 2位とは約20点差の圧勝
「フィギュアスケート・GPファイナル」(5日、IGアリーナ)
ジュニア女子フリーが行われ、世界ジュニア女王の島田麻央(17)=木下グループ=が今季自己ベストのフリー144・68点、合計218・13点で前人未到、史上初の4連覇を飾った。2位に約20点差をつける圧勝だった。
ジュニアカテゴリーでは無敵を誇る女王が、地力の違いをみせつけた。ブルーのドレス姿で登場した島田は冒頭のトリプルアクセルを軽やかに決めると、続く4回転トーループは転倒したが、直後の3回転ルッツ-3回転トーループはしっかりと決めて挽回。その後も3回転サルコー-3回転トーループ、3回転フリップ-ダブルアクセル-ダブルアクセルのシークエンスなど安定したジャンプを決め続けた。壮大な音楽を見事に体現し、他を寄せつけなかった。
演技後は笑みがこぼれ、得点を見届けると、納得の表情でうなずいた。優勝インタビューでは「今季もこのジュニアGPファイナルという大きな舞台で優勝することができて、うれしい気持ちでいっぱいです」と語り、4連覇に「決していい時ばかりじゃなかった。悪い時も諦めずに滑ることができるのが自分の強さ」と胸を張った。





