ホームサッカーブラジルW杯コラム

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合理性貫き勝利…ドイツ7得点

2014年7月9日

 ブラジル‐ドイツ 後半途中、交代しレーウ監督(左)と握手するドイツのクローゼ=ベロオリゾンテ(共同)

 ブラジル‐ドイツ 後半途中、交代しレーウ監督(左)と握手するドイツのクローゼ=ベロオリゾンテ(共同)

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 パスの正確性は、国際サッカー連盟(FIFA)公式サイトのデータにも表れている。準決勝までの6試合でつないだパスは最多の3421本(成功率82%)。南米といえばパスをつなぐイメージがあるが、ブラジルのそれは全6試合で2249本(同75%)。ドイツのサッカーが正確なパスに支えられ、MFシュバインシュタイガーが「今回のブラジルはかつてのような魔術師ではない」と自信を持って臨んだのもうなずける。

 また、ブラジルの弱点もしっかり研究したようだ。前半11分から同24分までに挙げた3点は、いずれも右サイドが起点。ブラジルの左サイドバック、マルセロが攻撃参加した後のスペースだ。公式記録ではピッチを九つに区切り、各枠内で球を保持した割合が示される。ドイツの攻撃方向の右角部分では10%、前半だけだと14%という高率だった。この他、センターバックのDFダビドルイスが前方に進出した際にも、球を奪って素早く攻めようという意図が見られた。

 「(敗戦の)責任は私にある。ラインアップ、戦術を決めたのは私だから」とブラジルのスコラリ監督は肩を落とした。負傷のFWネイマール、出場停止のDFチアゴシウバという攻守の要の欠場が、これほどまでに大きく影響するとは想像できなかった。

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