1985年のピエール瀧 虎テスト秘話
2014年2月15日
そのスタンスで、29年前、瀧は阪神の入団テストを受けていた。これまでメディアで公言されてきたエピソードではあるのだが、阪神タイガースをアイデンティテイとするスポーツ紙として、この話をスルーするわけにもいくまい。話を聞いた。
「高校(静岡東)時代は野球部で、5番ファースト。3年の夏、静岡県予選3回戦で両チーム32安打の乱打戦の末に負けました。ファーストゴロが顔面に当たって痛かったのが最後の思い出です」。甲子園は遠かった。「僕が高校3年だった1985年に阪神は優勝しましたが、入団テストも甲子園球場でした。高校生の間に、甲子園の土を踏みたいがために受けました」。“思い出づくり”の受験だったが、やれることはやった。
「1次テストはパスしたんです。遠投で80メートル、50メートル走が7秒5だったかな。野球をやっていれば、それくらいは。それでバッターボックスに立って打つことができた」。結果はともあれ、瀧は甲子園でバットを振るという悲願を果たした。








