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【宝塚記念】ビートブラック、進化した

 春の天皇賞に続き、再度の劇走を狙うビートブラック(撮影・石湯恒介)
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 春の天皇賞に続き、再度の劇走を狙うビートブラック(撮影・石湯恒介)

 「宝塚記念・G1」(24日、阪神)

 春の天皇賞馬ビートブラックが再び波乱を巻き起こす。14番人気の低評価に反発するように、向こう正面からのロングスパート。強豪たちに影も踏ませず、2着に0秒7差をつける圧勝劇。寺倉助手も19日、「前残りで、人気馬がけん制し合ったと思われるかもしれないけど、力がないと4馬身は離せない」と振り返る。

 背中や手綱から地力強化も感じ取る。2週前追い切りの時点で、栗東坂路で4F50秒7‐37秒0‐12秒5の快時計をマーク。「天皇賞の直前追い切りから、しまいも切れるようになってきました。ハミの取り方が変わって充実してきた。勝ったからかもしれないけど、馬が自信を持ってきました」。状態面も前走以上の上昇カーブを描く。

 初コンビとは思えない大胆な騎乗で、パートナーをG1馬へ導いた石橋脩も「逃げ馬も1頭いるし、その方が競馬はしやすい。スッといいところに行けるし、そうすればチャンスも広がるはず」とVへのイメージを膨らませる。2度目の騎乗で、さらに持ち味を引き出すつもりだ。「初めて自分がG1を勝たせてもらった馬。いい競馬をしたい」。恩返しの思いも胸に臨む大一番。進化を続ける人馬が、2つ目の栄冠をつかみ取る。

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