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内田博600勝も騎乗停止…宝塚はセーフ

 ランパスインベガス(左)への進路妨害で長い審議の末に600勝達成となったファイナルフォーム騎乗の内田博
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 ランパスインベガス(左)への進路妨害で長い審議の末に600勝達成となったファイナルフォーム騎乗の内田博

 問題のシーンは10日の東京8Rで起こった。先頭に立った内田博が騎乗するファイナルフォームがゴール直前で、右ムチに敏感に反応して急に大きく外側へ動き、ランパスインベガスの進路をふさぐ形に。追うことができなくなったランパスインベガスが、2着ヒラボクインパクトに首差及ばず3着に敗れた。

 疑問を感じたランパスインベガスを管理する小島茂師は、レース後に走行妨害の申し立てを行ったが、その場で棄却され、長い審議の結果、着順通りに確定した。ただ、内田博は危険な騎乗に該当するとして、16日から17日まで開催日2日間の騎乗停止となった。なお、宝塚記念のエイシンフラッシュには騎乗できる。

 ファン、関係者が騒然としたこともあり、最終レース終了後にJRAが記者説明会を行った。これについて青木清也(せいや)裁決委員は「大きな走行妨害ではあったが、致命的ではなかった。問題は被害を受けた場所とゴールとの位置関係」と説明。場所がゴール前付近だったため、致命的にならなかったとの判断。2着と3着が入れ替わった可能性については、「着順はひとつの要素であって、全てではない」と語った。なお、小島茂師は改めて不服申し立てを行う予定。

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