大中小　文字サイズ

フジカキ解散目前でスエマエ初撃破！

2012年12月9日

女子ダブルスで決勝進出を決めた藤井（左）、垣岩組

　「バドミントン・全日本総合選手権第６日」（９日、代々木第２体育館）

　女子ダブルス準決勝が行われ、初優勝を狙うロンドン五輪銀メダリストの藤井瑞希（２４）、垣岩令佳（２３）＝ルネサス＝組は、北京五輪４位で同所属の先輩ペア、末綱聡子（３１）、前田美順（２７）＝ルネサス＝組を２‐０のストレートで下し、決勝進出を決めた。男子シングルスでは５連覇を狙う田児賢一（２３）＝ＮＴＴ東日本＝が決勝進出。女子シングルスで昨年、最年少優勝を飾った奥原希望（１７）＝大宮東高＝は、三谷美菜津（２１）＝ＮＴＴ東日本＝に敗れ連覇を逃した。

　偉大な先輩を乗り超えた先に、初の頂点が見えた。ロンドン五輪で日本バドミントン界に初のメダルをもたらした“フジカキ”が、北京五輪４位で、所属の先輩となる“スエマエ”をストレートで撃破。公式戦では３度目の対戦で、練習試合を通じても初の勝利に、垣岩は「勝てたことは素直にうれしい。自分たちもこれが最後の全日本なので、最後に勝ててうれしい」と胸を張った。

⇒続きを見る

1 2次ページ