阪神・横田慎太郎が引退…病魔に打ち勝った男が魅せた“奇跡のバックホーム”
阪神の13年ドラフト2位・横田慎太郎が引退しました。脳腫瘍からの完全復活を目指していましたが叶いませんでした。しかし我々は忘れません。病魔に打ち勝ち、再びグラウンドに戻ってきたあの雄姿を。
公開日:2019.12.3
鳴尾浜の新人合同自主トレに参加している阪神のドラフト2位・横田慎太郎外野手(18)=鹿児島実=が12日、3千メートル走に臨み、12分20秒で『優勝』した。
ドラ2横田、まるで新庄!藤浪置き去り
持久走は藤浪晋太郎投手(19)ら総勢20人が参加。その藤浪をもぶっちぎった横田の走力に、平田勝男2軍監督は「新庄のようだ」と絶賛した。
ドラ2横田、まるで新庄!藤浪置き去り
「周りの先輩も速いと聞いていたので、付いていこうと思っていました。自主トレ前から、1つ1つのメニューでアピールしようと思っていたので、今日はいいアピールになったと思います。1位になれて良かったです」
ドラ2横田、まるで新庄!藤浪置き去り
新人への“持ち上げ”はここまで。シーズンに入るとデイリースポーツの記事も1軍が大きくなり、必然的にルーキーの記事は小さくなります。横田も他の若虎たちと、昇格を目指して土にまみれる日々。
2軍戦で1試合3本塁打を記録するなど、大器の片りんを見せた横田でしたが、ルーキーイヤーは1軍昇格することなく終わることに。
“未完の大器”2年目のキャンプでも注目集める
そのポテンシャルは誰もが認める横田。2年目のキャンプでも大きな注目を集めます。