阪神・横田慎太郎が引退…病魔に打ち勝った男が魅せた“奇跡のバックホーム”
阪神の13年ドラフト2位・横田慎太郎が引退しました。脳腫瘍からの完全復活を目指していましたが叶いませんでした。しかし我々は忘れません。病魔に打ち勝ち、再びグラウンドに戻ってきたあの雄姿を。
公開日:2019.12.3
2013年阪神ドラ2!夢は「トリプルスリー」
「プロ野球ドラフト会議」(24日、グランドプリンス新高輪)
“父子鷹”ドラ2横田は父超えを宣言
阪神2位指名の横田慎太郎外野手(18)=鹿児島実=は「走攻守三拍子そろった日本を代表する選手になりたい」と夢を膨らませた。「まさか」と本人も驚いた2位指名。
父の真之さんは駒大からロッテにドラフト4位で入った俊足好打の外野手。
“父子鷹”ドラ2横田は父超えを宣言
新人から2年連続3割を記録、ベストナインを2度受賞した父について横田は「選手としてはまだ遠い存在」と憧れる。「タイトルを取れる選手になりたい」と父がなしえなかった目標を掲げた。
“父子鷹”ドラ2横田は父超えを宣言
次の日には、早くもデイリースポーツの1面に登場します。
阪神からドラフト2位指名を受けた横田慎太郎外野手(18)=鹿児島実=が25日、ドラフト会議翌日に打撃練習で推定130メートル弾を放った。プロ仕様の木製バットでの特大アーチ。元プロ野球選手の真之さん(50)を父に持つサラブレッドが、いきなり大器の片りんを見せた。
ドラ2横田、木製バットで130M弾!
“仮想甲子園”で推定130メートルの特大弾。中村GMが「オリックスの糸井タイプ」とほれ込んだ逸材が、その評価に偽りのない資質を、のぞかせた瞬間だった。
ドラ2横田、木製バットで130M弾!
阪神ファンの大声援の印象を聞かれても「プレッシャーには強い方なんです」とはにかんだ18歳。強心臓ぶりが、また頼もしい。
ドラ2横田、木製バットで130M弾!