阪神・横田慎太郎が引退…病魔に打ち勝った男が魅せた“奇跡のバックホーム”

阪神の13年ドラフト2位・横田慎太郎が引退しました。脳腫瘍からの完全復活を目指していましたが叶いませんでした。しかし我々は忘れません。病魔に打ち勝ち、再びグラウンドに戻ってきたあの雄姿を。

公開日:2019.12.3

 「元気MVP」には横田を指名した。

「元気MVP」に病から復帰の横田 阪神2軍がキャンプ打ち上げ
2018年11月16日デイリースポーツ紙面

 脳腫瘍からの復活を目指す阪神育成の横田慎太郎外野手(23)が15日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、170万減の年俸700万円でサインした。

横田、脳腫瘍からの復活誓った 背番号「24」取り返す

 「1日でも早く試合に出ることと、1日でも早く24番を取り返すことが、自分の最初の目標なので」

横田、脳腫瘍からの復活誓った 背番号「24」取り返す

 「入院中の頃も、たくさんの方から手紙や千羽鶴も届いて。ファンの方にも野球で恩返しできるように、自分に負けずに戦っていきます」

横田、脳腫瘍からの復活誓った 背番号「24」取り返す

 しかし…現実は厳しく、かつてのプレーを取り戻すことはできませんでした。

引退決断「全く後悔はありません」

2019年9月23日デイリースポーツ紙面

 脳腫瘍からの完全復活を目指してきた阪神・横田慎太郎外野手(24)が22日、西宮市内の球団事務所で会見し、今季限りでの現役引退を発表した。

横田が涙の引退 目の後遺症で決断…脳腫瘍からの実戦復帰叶わず

 球が二重に見えるなどの後遺症もあり、決断した。育成選手となった後も「背番号24を取り戻す」と胸に秘めていたが、叶わなかった。

横田が涙の引退 目の後遺症で決断…脳腫瘍からの実戦復帰叶わず

新着のまとめ

もっと見る

主要ニュース

リアルタイムランキング

まとめ記事ランキング