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「大相撲夏場所6日目」(11日、両国国技館)
平幕の妙義龍が日馬富士を寄り切り3勝目を挙げた。鶴竜、稀勢の里に続き3大関を撃破。先場所、上位陣に全敗した経験を生かした。横綱白鵬は臥牙丸を上手投げで退け5勝目。大関琴奨菊は小結安美錦を押し出して6連勝とし、単独トップを守った。ほかの大関陣では、鶴竜、稀勢の里、把瑠都が1敗を守り、琴欧洲は星を五分に戻したものの、日馬富士は3敗目を喫した。
大関キラーだ。前頭2枚目の妙義龍が日馬富士を圧倒した。立ち合いで上手を許したものの、一気に寄り切った。「上手を取られて出るしかないと思った。止まらなかったのが良かった」と胸を張った。
鶴竜、稀勢の里に続く大関撃破に「自信にもなるし、うれしい。自分でも驚いている。体も動いている」と表情を崩した。北の湖理事長(元横綱)からも「押し込む攻めがいい。相手も戸惑っている。非常に怖い存在だ」とたたえられた。
兵庫県高砂市出身。自己最高位の前頭筆頭で臨んだ“ご当地”の春場所は、白鵬と、当時の5大関に初めて挑戦し全敗した。今場所は「負けたら引きずらず、勝ったらいい気分でいく」と精神面で成長し、「1歩目より2歩目が出ている」と出足も向上した。
1年前、5月場所の番付は幕下だった。25歳の若武者は、この飛躍を「想像できなかった」と感慨深げに振り返った。新十両で迎えた一昨年初場所の2日目、左膝前十字靱帯(じんたい)を断裂し、途中休場。3場所連続で休場し、三段目まで降格した。日体大で国体優勝したエリートは、不屈の根性で番付を駆け上った。
立ち合いでは絶対に変化をせず、長身ながら低い姿勢で攻め続ける。国技館を出る際、サインや撮影の要求に気軽に応じるサービス精神も兼ね備える。7日目の相手は全勝の琴奨菊。「土俵では思い切り(が大事)。上がるまでは冷静にいたい」。静かな口調で闘志をたぎらせた。
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