侍ジャパンが連覇へ圧勝コールド発進!大谷翔平が決勝グランドスラム&侍最多タイの1試合5打点「あの回に尽きる」大会記録1イニング10得点の大爆発 歴史的猛攻でプレミア王者を粉砕
「WBC東京プール presented by ディップ 侍ジャパン13-0台湾代表」(6日、東京ドーム)
侍ジャパンが二回に1イニング10得点の猛攻を見せるなど、打撃陣が台湾投手陣を粉砕。2013年の第3回大会2次ラウンド・オランダ戦以来となる7回コールド勝ちを収め、最高のスタートを切った。
打線に火をつけたのはやはり大谷翔平選手だった。二回1死満塁で迎えた第2打席。カウント2-1からの4球目、緩いカーブを右手一本ですくいあげた。体勢は完全に崩されていたが、打球は美しい放物線を描いて右翼席に着弾。圧巻の先制グランドスラムで東京ドームが興奮のるつぼと化した。
侍ジャパンはさらに攻撃の手を緩めず、吉田のタイムリーで追加点を奪うと、村上、源田、若月にも適時打が生まれた。なおも2死一、三塁で2度目の打席に入った大谷。140キロを豪快に引っ張って一、二塁間を破る右前適時打で大会記録となる1イニング10得点に到達。さらに初回に右翼線二塁打を放っていたことで、二回までに3安打、侍ジャパン史上最多タイの5打点、さらにサイクル安打に王手をかける大暴れだ。
続く三回も岡本の適時打、源田の中前2点打で点差を13点に広げた侍ジャパン。先発の山本由伸投手は立ち上がりからテンポよく打者を打ち取った。2回まで打者6人で抑える完璧な内容。三回にピッチクロック違反をとられるなどして連続四球で2死満塁のピンチを招いたところで井端監督が交代を決断。2番手の藤平が完璧な火消しを見せ、2回2/3を無安打無失点と先発の役割を果たした。
3番手の宮城も台湾打線を無安打に封じ、2回無失点。4番手・北山がこの試合初安打を浴びたが、後続を落ち着いて打ち取った。5番手・曽谷も安定した投球を見せ、最後まで台湾打線に反撃を許さなかった。
プレミア12王者で東京プール最大のライバルと目されていた台湾代表を圧倒した侍ジャパン。大谷は七回の第5打席でお役御免となって代打を送られた際、スタンドから大きな拍手がわき起こった。史上2度目の大会連覇へ、大谷が打線をけん引し最高のスタートを切った。
大谷はお立ち台で「本当にいいゲームで良いスタートが切れた。本当に応援のおかげ。ありがとうございます」と語った。「あの回に尽きる。取った後も集中して四球もとれて、いいゲーム運びができていた」と振り返った。7日・韓国戦へ「早く家に帰ってたくさん寝て、明日に備えたい。本当に厳しい戦いが続くと思いますけど、球場全体で盛り上げて行ければ励みになりますのでよろしくお願いします」と言って笑みを浮かべるとスタンドから大きな拍手がわき起こった。
