C大阪クルピ監督が隔離期間経て合流 徳島戦指揮へ「脂肪がたまりすぎて…」
2試合連続でベンチ入りしなかったC大阪のレビー・クルピ監督(68)が13日の練習からチームに合流。徳島戦(14日・ヤンマー)で復帰することが決定した。
C大阪では6日の横浜M戦(日産ス)までにトップチーム選手1人と関係者2人が新型コロナ陽性判定を受けた。Jリーグ独自の基準では選手3人、関係者2人が濃厚接触疑い者となり、これにクルピ監督も含まれたため、横浜M戦はベンチ入りしなかった。
その後、保健所の見解で濃厚接触者に該当しないことが判明し、3度受検したPCR検査のいずれも陰性だったが、より慎重かつ最大限の安全面を考慮し、クラブ独自の判断で10日の福岡戦(ヤンマー)も指揮を執らないことを決めた。クルピ監督がベンチ入りしなかった2試合は小菊昭雄コーチが代わりに指揮を執り、1分け1敗だった。
隔離生活を経験したクルピ監督は体調について「調子はいつも通りなんですけど、ホテルに長いこといたもので、脂肪がたまりすぎて…」とまず笑わせた。そしてサポーターに向け「この場をお借りして感謝の気持ちを伝えたい。このようなパンデミックの状況の中でもスタジアムに足を運んで応援してくださっている。我々としては期待に応えるゲームしなければいけないと思っていますし、最低限ピッチの中で全力を尽くし、勝利をサポーターに捧げる。その姿勢、感謝の気持ちをピッチで見せなければいけない。明日期待してください」と徳島戦へ懸ける思いを語った。
福岡戦に続く2試合連続ゴールを狙うFW加藤陸次樹は「監督が戻ってきて、セレッソらしい雰囲気になったというのはあります」とチームが引き締まったことを強調。指揮官復帰で3試合ぶりの勝利を目指す。