トップチーム選手５人、スタッフ１人が新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受けたＪ１Ｇ大阪は５日、今後の活動方針を発表。１０日の明治安田生命Ｊ１大分戦（パナスタ）の開催に向けて準備を進めていくとした。

　Ｇ大阪が４日に実施した新型コロナウイルス感染症のＰＣＲ検査の結果、フロントスタッフ・アカデミースタッフ・スタジアム関係者に関しては陰性が確認された。吹田保健所との協議の結果、陽性者が発生したトップチームとフロントスタッフ・アカデミースタッフ・スタジアム関係者には接点がないことから、活動再開は可能であるとの方向性が示されたため、自粛していたフロントスタッフ・アカデミースタッフ・スタジアム関係者の活動を５日から再開した。

　トップチームの活動については、４日までに選手５人、スタッフ１人の陽性者が発生したことを受けて、陽性者ならびにＪリーグのプロトコルに従った濃厚接触者を隔離している。

　クラブは吹田保健所の調査に最大限の協力を行っており、濃厚接触者ならびに感染経路の特定を早急に行っている最中。濃厚接触者が特定されるまではトップチームは自主トレーニングのみとし、チーム全体での活動は休止している。クラブは今後の活動について、「Ｊリーグおよび大阪府、吹田保健所との協議の結果、陽性者ならびに濃厚接触者の特定と隔離、また感染予防策のさらなる徹底を図ることで、チームの活動ならびに試合開催の再開は可能であるとの方向性が示されました。それらを受けまして、ガンバ大阪といたしましては現時点では３／１０（水）明治安田生命Ｊ１リーグ第３節大分トリニータ戦開催に向けて準備を進めてまいります」と発表した。