無断でブレイキングダウン出演か パンクラスが現王者から王座剥奪処分「事前連絡なく他団体と交渉」「王者は品位求められる」
総合格闘技のパンクラスは10日、公式ホームページで、現フライ級キング・オブ・パンクラシストの濱田巧(31)から王座を剥奪する処分を発表した。理由として「当該選手が、主催者への事前の連絡および承認を得ることなく他団体への出場に関する交渉を行い、参戦を承諾した行為は、契約違反に該当すると判断いたしました」とした。
9日には、朝倉未来が社長を務める1分間最強を決める格闘技イベント「BreakingDown19」(20日、IGアリーナ)のオーディションの未公開映像が朝倉のYouTubeチャンネルで行われ、濱田とみられる人物が登場。「昔いじめられていて、ここ(BD)にいるいじめている側の奴らをやっつけられたらと思って来ました」と主張したところ、自衛隊出身の人気選手よーでぃーが「お前なんなんだよ、ここはBDなんだよ!けんかしに来たんだろ?」と因縁をつけ、周りにけしかけられてタックルに入るところで終了していた。
パンクラスは他団体について明言はしていないものの、BDとみられる。公式ルール第37条として「キング・オブ・パンクラシストはパンクラスにおける最高位の競技者であり、競技力のみならず、試合内容、人格および競技者としての品位を含めた総合的な資質を保持することが求められる」と引用した上で、「本件行為は同ルールの趣旨にも反するものと判断いたしました」と説明。「上記のとおり、契約書に定める義務および公式ルールの趣旨に照らし、当該選手の行為はキング・オブ・パンクラシストとしての適格性を維持することが困難であると判断し、当該選手の王座を剥奪する処分を決定いたしました。パンクラスは今後も競技の公正性および規律を重視し、ルールおよび契約の遵守を徹底してまいります」と強調した。





