日本代表 GK前川黛也がついにデビュー 父子で代表出場果たす「ピッチに立って重圧を感じた、父親はすごい」

 試合後、スタンドに手を振る前川(撮影・中田匡峻)
 後半から出場した前川黛也(1)=撮影・中田匡峻
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 「W杯アジア2次予選、日本代表5-0ミャンマー代表」(16日、パナソニックスタジアム吹田)

 日本がW杯アジア2次予選初戦を圧勝でスタートした。

 GK前川黛也(神戸)がついにデビューし、父子での代表出場を果たした。後半36分、大迫に代わり途中出場。ボールを触る機会は1度もなかったが無失点試合に貢献した。

 父・和也氏は1994年、「ドーハの悲劇」を知る元日本代表GK。「ピッチに立って重圧は感じた。その中で父親は何試合もプレーしていたのはすごいことと肌で感じた」と感慨。父子代表出場は水沼貴史・宏太以来となる。

 21年の代表初招集では出番なし。前回10月の招集では負傷で途中離脱しており、今回が“三度目の正直”。「ボールは触っていない。本当に素直に日の丸を背負ってピッチに建てたのはうれしい。ノータッチではあったけど、触らないところ以外でも貢献できるところはある。無失点で抑えるように努めた」と胸を張った。

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