福田正博氏、北朝鮮戦「結果で黙らせた」の主将発言に「公の場所で言う必要はない」理由も説明

 サッカー元日本代表の福田正博氏が3日、TBS系「ひるおび!」で、アジア大会に出場しているサッカー男子日本代表の馬場晴也キャプテンが、北朝鮮について「思った以上に相手がガツガツきて」とコメントしたことに「びっくりした」と目を丸くした。

 この日は物議を醸したアジア大会サッカー男子の北朝鮮戦を特集。ラフプレーが続出し北朝鮮は6枚ものイエローカードをもらう展開に。危険なスライディングや、後ろから倒れ込むなど、一歩間違えば大けがにつながりかねないプレーは世界的にも非難を集めた。

 番組では試合後の馬場のコメントを紹介。「思っていた以上に相手がガツガツきて」「いろいろ思うことはありますけど、結果で黙らせたというか、そういった部分がよかったかなと思う」などと発言していた。

 これに福田氏は「一言、言っていいですか?」と切り出し「『思っていた以上に』に、ぼくはびっくりしたんですよ。そういう世代なんだと思って…」とコメント。「我々の時は(北朝鮮のプレーは)想定内」だったと振り返った。

 また「黙らせた」という発言にも「これは公の場所で言う必要はない」とも指摘。「我々の世界、ミーティングで必ず言うんです。『黙らせろ』とか『早く黙らせろ』って言うんだけど、なんで(公の場所で)言っちゃいけないかっていうと、次に戦う時に相手にモチベーションを与えてしまうから」と説明。「あんまりプロフェッショナルとしては、言わなくてよかったかも」と言い、これに恵俊彰は「でも、そのぐらいイライラがあったのかも」とフォローしていた。

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