侍ジャパンが4戦全勝でマイアミへ「嬉しかった」村上宗隆が確信の1号グランドスラム!打率1割台に低迷も準々決勝へ明るい材料 周東にも一発「初めてくらいの感覚」
「WBC東京プール presented by ディップ 侍ジャパン9-0チェコ代表」(10日、東京ドーム)
侍ジャパンがチェコ代表に苦しめられながらも、八回に一挙9得点で4戦全勝。守備走塁のスペシャリスト・周東佑京外野手がダメ押し3ランを放ち、不振の村上宗隆内野手に1号グランドスラムが飛び出すなど好材料が見えたゲームになった。
八回だった。佐藤輝の好判断で先制点を奪うと、なおも2死一、二塁から内角直球を右翼席へたたき込んだ。守備&走塁で貢献してきた男がバットでも一発を含む2安打。七回は平凡な遊ゴロを内野安打に変えて直後に二盗を決めるなど、躍動した。以降も代打・牧の押し出し四球、さらに打率1割台に低迷していた村上に待望の今大会1号グランドスラムが飛び出した
村上は「うれしかったですね」と語り、「きのうきょうと重いゲームだったんですけど、終盤に得点できて」と明かした。「これからは負けたら終わりなので、重い試合が続くと思いますけど、集中力を切らさずに頑張りたい」と力を込めた。
お立ち台に立った周東は「こういう舞台で打てると思ってなかった。みなさんの歓声が気持ちいいです」と語り、「なかなか点が入ってなくて、若月が打ってくれたので。初めてくらいの感覚でした。ホームランバッターのみなさんのように歩くことができず、すぐ帰ってきちゃいました」と明かした。
序盤はチェコの技巧派右腕・サトリアに苦しめられた。この日は大谷、鈴木らがスタメン落ちとなる中、初回1死から佐藤輝左翼線へ二塁打を放ってチャンスメーク。だが後続が打ち取られ先制点をあげることはできなかった。
以降も安打は出るものの、決定打を放てない苦しい展開に。七回には周東が平凡な遊ゴロを内野安打に変え、直後に二盗成功。1死三塁の好機を作ったが、牧原、森下が凡退してゼロ行進が続いていた。
試合前会見で井端監督は「まだ投げてない投手もいますし、試合にそこまで出てない選手もいる。打席数の少ない選手もいる。そういう選手に結果を出してほしい」と語っていた。村上らが結果を残した中、打率1割台の岡本が沈黙するなど課題も残った。
一方で投手陣は先発の高橋宏が五回途中無失点とチェコ打線の攻撃を防ぎ、宮城もイニングをまたいで無失点。金丸も七回1死から八回にかけて5者連続と抜群の投球を見せた。
準々決勝はマイアミのローンデポ・パークで日本時間15日に行われる。ドミニカ共和国、ベネズエラなどがひしめくD組2位と対戦することになっている。
