J1名古屋・FW金崎が新型コロナ感染 5月29日の練習後に38・5度の発熱

 J1名古屋は2日、オンラインによる緊急記者会見を開き、元日本代表FW金崎夢生(31)が新型コロナウイルスに感染したことを発表した。

 会見した小西社長によると、金崎は5月29日のグループ練習後に発熱と倦怠感を訴え、体温を計ったところ38・5度だったという。その後も微熱が続いていたが、全体練習が再開された1日に38・0度の高熱があったため、全体練習を欠席。同日、PCR検査を受け、2日に陽性反応が出た。

 金崎は39県で緊急事態宣言が解除された5月14日から15日にかけて自家用車で神奈川県内の親戚宅を訪問していたという。神奈川県では非常事態宣言が継続されていた。現在のところ感染経路は不明という。

 金崎は現在、熱は36・3度に下がっているが、愛知県内の病院に入院している。金崎以外の選手やスタッフで異常を訴えている者はいないという。

 チームは今後の全体練習を中止し、全選手を自宅待機として、濃厚接触者の有無の確認や施設内の消毒を行う。今後の練習再開等については白紙としている。

 小西社長は「万全の態勢でコロナ対策をやってきたつもりでしたが、トップである私の責任を強く感じています」と謝罪した上で、「金崎本人も私も非常に悔しい思いですが、彼と一緒に闘っていきたい」と話した。

 Jリーグは5月29日に臨時実行委員会を開催し、2月下旬から中断しているJ1を7月4日に再開することを決定したばかりだった。

 J1では3月に神戸のDF酒井高徳選手が新型コロナウイルスに感染した。

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