浦和がペトロビッチ監督の解任を発表 自身も「責任を取ることは当然」 後任は堀コーチ

 J1浦和が30日、ミハイロ・ペトロビッチ監督(59)の契約解除を発表した。通訳を兼ねていた杉浦大輔コーチとの契約も解除された。後任の監督には堀孝史コーチの就任が発表された。

 ペトロビッチ監督は2012年に浦和の監督に就任。広島の監督時代から採用していた攻撃と守備でフォーメーションを変え、攻撃時には前線に多くの選手が入り込むパスサッカーで、11年にJ2降格危機に瀕していたチームを、再び優勝争いができる位置に押し上げた。

 しかし、昨年、リーグ杯で優勝を果たしたものの、06年以来となるリーグ優勝にはあと一歩届かず。15年の第1ステージ、昨年の第2ステージで優勝したものの、年間優勝を決めるチャンピオンシップで敗れていた。

 今季も開幕当初は好調だったが、6月以降に急降下。6月4日の柏戦から3連敗するなど、直近8試合で2勝6敗と勝ち点を伸ばせずにいた。7月5日のアウェー川崎戦で敗れた後はサポーターに選手バスを取り囲まれ意見交換を行う事態になっていた。

 ペトロビッチ監督は「浦和レッズというクラブで5年半もの間、仕事をできたことはとても栄誉なことでした」とサポーター、関係者に感謝しつつ、最近の成績に言及。「ここ2~3か月は良い結果を出すことが出来ておらず、監督としてその責任を取ることは当然であると考えています。クラブから多大なるサポートをして貰ってきた中で、期待されている様な結果を出すことができなかったことについて、申し訳ない気持ちでいます。今となっては、Jリーグでの優勝はやや難しい状況となってしまいましたが、3位以内は十分に狙える状況にあり、是非来シーズンのACL出場に向かっていってほしいと思います」とメッセージを残した。

 就任当初から、選手やサポーター、報道陣に対しても、結果が伴わない場合に「真っ先に首になるのは私だ」と宣言し、自分が最初に責任を取る立場にあることを明言していた。浦和の監督としては最長となる5年半の任期を振り返り、「こういう形で終わりを向かえることもサッカーの世界ではあることです。共に大きな成果を得ることはできませんでしたが、そしてここでお別れをしなければなりませんが、私たちが友人であることに今後も変わりはありません。本当にありがとうございました」と結んだ。

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