【ボート】徳山ヤングダービーカウントダウンコラム2

 「ヤングダービー・PG1」(21日開幕、徳山)

 若手レーサーの登竜門-。プレミアムG1「第8回ヤングダービー」が21日から、山口県のボートレース徳山で開催される。30歳未満によって争われる頂上決戦。昨年7月から今年6月までの勝率上位者を中心に52人が激突する。

  ◇  ◇

 東の王者として永井彪也が参戦する。ヤングダービーは2019年の三国開催で優勝。史上初のV2を狙う戦いでもある。

 6月に戸田で開催された前哨戦のイースタンヤングを2コースまくりで優勝。勝率でも今回の出場権は得られる位置にいたが、一番分かりやすい形で出場切符を手にした。

 そのイースタンヤングでは、エース機を引き当てたが理想の仕上がりには遠く及ばず。それだけに「いいエンジンでも難しい面があって、いろいろ勉強になった」と学ぶことも多かった。

 2年前のヤングダービーはG1初優出にして初優勝。その勢いのまま、年末のグランプリシリーズ(住之江)でSG初優出2着と活躍した。ヤングダービーが飛躍のきっかけとなっただけに、今年も再現を果たしたいところだ。また、浜野谷憲吾がSG・オーシャンカップを優勝するなど、同じ東京支部の先輩たちが好調。「置いていかれないように、追い越せるように」と大きな刺激も受けている。

 舞台となる徳山水面は、わずか2節しか出場経験がない。それでも前回の19年1月は一般戦とはいえ優出。苦手意識はないはずだ。今年は多摩川でお盆開催も優勝してリズムは良好。次世代のスターが再び栄冠を狙う。

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