【ボート】桐生G1 準優繰り上がりの菊地孝平が大波乱 「いいターンができた。足負けすることはない」
「赤城雷神杯・G1」(15日、桐生)
菊地孝平(43)=静岡・82期・A1=が大波乱を起こした。6号艇で出走した準優11Rは、進入から果敢に動いて4カドに入り、1Mで必殺のまくり差し。予選トップ通過を果たした1号艇の江口晃生(群馬)を退けて1着となり、3連単は5万5640円の高配当となった。
「1Mはいいターンができた。いい方ではないが、足負けすることはない。江口さんとは出足に差があったが、自分の方が伸びる感じはあった。そこを意識した調整は成功だった」
予選最終日からツキが巡ってきた。得点率争いに関係のない14日の4日目12Rで、準優当確だった武田光史(福井)がフライングで賞典除外に。そのため、19位で予選敗退のはずだった菊地が、繰り上がって準優へ進出した。桐生では2016年8月にSG・メモリアルを制した実績がある。ツキがあるだけに、優勝戦でも侮れない存在だ。