【小倉記念】レイホーロマンス、暑さに負けない! 最軽量51キロのハンデ生かす

 「小倉記念・G3」(16日、小倉)

 今年の小倉記念は変則日程の影響で、通常よりも施行が2週遅くなった。そうなると暑さに強い牝馬が大きくクローズアップされる。7歳牝馬のレイホーロマンスに注目したい。函館記念5着から中3週での参戦となるが、12日の栗東坂路での最終追い切りでは、4F54秒4-12秒7を計時するなど元気いっぱいだ。

 「牡馬のきょうだいは、暑さに弱いところがあるのですが、牝馬のこの馬はそういうところがありませんね」と橋田師。小倉での〈1・1・1・4〉という成績の中には、重賞での4、3、4着が含まれている。さらにハンデ戦では、これまでに16走して2着2回、3着2回。掲示板には11回も載っており、しぶといレースを重ねてきた。

 「ハンデ戦ではしっかりと走ってくれていますからね。器用なので小回りはいいですし、展開が向いてくれれば」とトレーナーは期待を寄せる。出走メンバーで最軽量の51キロのハンデを生かして、驚きの戴冠劇があるかもしれない。

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