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キムタク、加藤登紀子ら宮崎監督に感謝

2013年9月7日

 引退会見の冒頭であいさつし照れ笑いを浮かべる宮崎駿監督=東京・吉祥寺(撮影・開出 牧)

 引退会見の冒頭であいさつし照れ笑いを浮かべる宮崎駿監督=東京・吉祥寺(撮影・開出 牧)

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 開催中の全国ツアーでも、自身が歌った同作のエンディングテーマ「時には昔の話を」をセットリストに入れるほど思い入れが強く「(主題歌の)『さくらんぼの実る頃』の歌入れではテストで歌ったものがそのまま本番の音になった。宮崎監督の中では周りが気づかないうちに答えが見つかっている、そんな感じがします」と述懐。会見はテレビで見届け「これからにも希望が持てる感じがしました」という。

 「千と千尋の神隠し」で釜爺を演じた俳優・菅原文太(80)は「長いこと働き続けて、お疲れになったでしょう。何年か休んで、疲れを癒やして。今度は“老人もの”を何かやってください」と、ユーモアたっぷりのねぎらい。

 同作で湯婆婆・銭婆を強烈なインパクトで演じた夏木マリ(61)は「『千と千尋‐』に参加させていただいたこと、一生の宝です」とコメントし「車が運転できる限りはアトリエに行くとおっしゃっていました。また違った形でのクリエーションを熱望しております」と、今後に期待した。

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