粘っコイ戦いでG倒!代打・小窪V犠飛
2014年7月3日
自分の役割は分かっていた。「何とか1点を取りたい。外野まで(打球を)飛ばせれば」。そして2球目。147キロの直球を、センターへ高々と打ち返した。少し浅かったが、三塁走者の丸が本塁へ滑り込み、勝ち越しに成功。これが決勝点となり、巨人を下した。
7‐8で敗れた前日の試合でも、小窪は一時勝ち越す適時打を放ったが、逆転負けでヒーローになり損ねた。この日の試合前の練習中に指揮官に「持ってないな」とからかわれたという。「お立ち台とか別に考えていない。求められていることをしっかりしようと思っているだけ」と頬を緩ませた。
連敗すれば首位巨人とのゲーム差が4・5に広がるところだった。2夜連続の大接戦となったが、同じ轍(てつ)を踏まなかったのは、チームが成長した証しだ。「僅差ならば何とかなるという手応えがある」と野村監督。昨年まで巨人には何度も競り負け、5年連続の負け越しと“お得意様”になっていたが、今年は逆転されても再逆転できる粘り強さがある。
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