広島・佐々木 新井監督熱血指導!スイング時に右足折れる癖指摘 左足上げ、右足でスッと立って打つドリル伝授「自分のものに」
「広島春季キャンプ」(20日、沖縄)
広島・佐々木泰内野手(23)が20日、新井貴浩監督(49)から打撃の直接指導を受けた。主に右足の使い方についてアドバイスを受け、「プラスに変わった」と手応えあり。指揮官からの金言を授かった若鯉は、21日・DeNA戦(宜野湾)から始まるオープン戦でのアピールを誓った。
背番号10のもとへ新井監督が歩み寄る。そこから熱のこもった直接指導が始まった。最終的には福地1軍打撃チーフコーチと新井1軍打撃コーチも合流。約10分にわたって首脳陣からの直接的なアプローチを受けた佐々木は、「期待に応えられるように自分のものにしたい」と、熱意を真っ向から受け止めた。
重点練習後に行われた青空教室。指揮官からスイング時に右足が折れる癖を指摘された。「軸足に(体重が)乗っているようで乗れていない。たまった力を(バットに)伝えられない」と課題を分析。今キャンプでは、「強く振る」ことをテーマに掲げる中、土台となる下半身の使い方を改めて見直す機会となった。
改善のカギを握るのは小さな“遊び心”だ。新井監督から教わったのは、一度左足を上げ、右足でスッと立ってから打ちにいくドリル。佐々木は「実戦ではやらない打ち方」としながらも、「遊び感覚でやる中でのこと。調整方法の一つとしていろんな引き出しを持っておくことは大事」と力説した。1年目の昨季は187打席で0本塁打。自慢のパワーを発揮できるフォームをモノにし、長打連発を狙う。
新井監督は「あんまり大したことは言ってない。練習の一環としてこういうやり方もあるよというふうなことを言っただけ」と大幅な打撃改造ではないことを強調。「キャンプからしっかりスイングできているし、実戦でもいい形」と修正点を提示しつつも、現状に合格点を与えた。
指揮官の高い評価が示す通り、佐々木はここまで順調に快音を響かせている。対外試合3試合全て「4番・三塁」でスタメン出場し、計12打数4安打、打率・333と安定した数字をマーク。4番での起用については「まだ全然4番にふさわしいと思っていない」ときっぱり。「もちろんそういう打者になりたいっていう気持ちは強い。一気に誠也(鈴木)さんのような核を担う打者になれるとも思ってない。一つ一つ課題をつぶしていきたい」と向上心をのぞかせた。
21日からはいよいよオープン戦が開幕。これまで以上に結果が求められる時期に入ってくる。「しっかり開幕に向かっていい野球をしたい」と佐々木。若き“泰砲”の豪快なスイングから目が離せない。
【新井政権のオープン戦初戦】
◆23年 2月25日・巨人戦(沖セル)。監督就任後初のオープン戦は1-4で敗れた。試合後、新井監督は2回無失点と好投した大瀬良を開幕投手に指名した。
◆24年 2月23日・中日戦(北谷)。14安打10得点で大勝した。田村は3安打2打点、小園も2安打3打点の大暴れ。先発・益田は3回無失点と好投した。
◆25年 2月23日・巨人戦(沖セル)。坂倉が右肘のクリーニング手術後、初めて対外試合に出場。先発・森は3回無失点と好投し、7-2で白星発進した。





