サッカー日本代表は22日、W杯北中米大会後初の親善試合となるウルグアイ戦(24日・キューアンドエースタジアムみやぎ)に向け、千葉市内で冒頭部を非公開にして全体練習を行った。けがによる不参加が発表されたDF冨安健洋(27)=クリスタルパレス=を除く30選手がそろった中、GK鈴木彩艶(24)=アストンビラ=は脇腹痛のため別メニュー調整。初招集のMF松木玖生(23)=サウサンプトン=は全体練習初日から前のめりに参加し、アピールへ意気込んだ。
練習序盤に鳥かご(ロンド)が始まる際、松木は自ら鎌田、久保らがいるグループに入っていった。「みんなレベルが高いですけど、代表で長くやっている選手たちのグループだったので、そこに入っていい吸収ができればいいかなと」。物おじせず、貪欲に学びにいく。そんな気概が初日から行動ににじみ出た。
青森山田高時代に高校3冠を達成するなど、有望株として注目されてきた。23歳という年齢でたどり着いたA代表に「感覚的には『やっとだな』っていうのももちろんあるが、ちゃんとステップを踏めてきた思いが一番ある」と強調。24年にFC東京からイングランドのサウサンプトンに移籍して以降は「本当にいろいろな経験をした」と、試合に出られなかった期間など、もがいてきた軌跡が自信となっている。
実戦形式の練習では右ウイングバック、シャドーでプレー。「自チームでも、あの役割をすることがすごく多い」とピッチに立つイメージはできている。持ち味はハードワークとゴールに絡む攻撃力。「ボールを奪いきって攻撃につなげたい」と自身の特徴で違いを見せる。
4年後のW杯に向けて若手の突き上げは必至だ。「ピッチに入ったら年齢どうこうじゃない。勝って評価されることがサッカーだと思う。まずはこの4試合全部勝ちたい」。クールな表情で熱っぽく言い切った。