初Vの神村学園・有村監督「恩師である松沢先生、来てるかな」 国立の青空を見上げる 母校の名将に鹿児島県勢21大会ぶりの優勝捧げる

 「全国高校サッカー選手権・決勝、神村学園3-0鹿島学園」(12日、MUFG国立)

 神村学園(鹿児島)が鹿島学園(茨城)を下し、創部25年目で初優勝、史上6校目の夏冬2冠を決めた。鹿児島県勢の優勝は、第83回大会を制した鹿児島実以来21大会ぶり。

 ピッチ脇でのインタビューで有村圭一郎監督は「大した監督でもないのに、今年は(昨夏のインターハイと)2回も優勝させてもらえて、素晴らしい子どもたちだと思います」と選手をたたえた。試合終了直前にはベンチ前からスタンドの屋根の間から見える青空を見上げた。「恩師である松沢先生、来てるかなという気持ちでした」。有村監督の母校・鹿児島実を率い、2017年に76歳で亡くなった故松沢隆司監督に勝利を捧げた。

 この日は鹿児島実で有村監督の2学年先輩にあたる城彰二氏が放送席でテレビ解説を務めた。「松沢先生は鹿児島県を引っ張ってきた監督でしたし、そのイズムが今でも残っているのが私はうれしいですね」と後輩をたたえた。

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