「明治安田生命J1、神戸4-0広島」(8日、ノエビアスタジアム神戸)
神戸はDF菊池流帆(25)の先制ゴールを含む4得点で広島に快勝し、今季初の4連勝を飾った。勝ち点を37とし、J1残留にまた一歩前進した。
今季初の4連勝で神戸がJ1残留にまた近づいた。3位広島を4ゴールで圧倒。就任時、残り16試合での8勝を掲げた吉田監督は今回の勝利で目標値に到達した。「退場者が出て難しくなるゲームもあるが、選手一人一人がやるべきことをやった」とたたえた。
試合前から流れも向いていた。広島は5日に天皇杯準決勝に臨み、120分間の延長戦の末に京都に勝利。先発11人全員を入れ替え、主力は起用されなかった。さらに神戸GK前川と交錯したDF今津が前半9分に著しく不正なプレーとの判定で一発退場となった。
前半20分に用意したセットプレーから、ゴール前に詰めていたDF菊池が押し込んで先制する。攻勢をかけた後半立ち上がりに3得点を重ねて試合を決めた。
先制点の菊池は「マン・オブ・ザ・マッチ」に選ばれ、試合の冠スポンサーである川崎重工業グループよりオートバイ「Ninja 250」が贈られた。自身は二輪の免許を保持していないが、父親が欲しがっていたといい「狙っていた」と笑顔で明かす。
次節湘南戦に勝てば16位以上が確定する。「一喜一憂しているようでは二流三流。チームがもう一段階上に行くためにも、J1で来シーズン優勝争いを狙う上でも大事な時期」と2戦連続ゴールのMF小林祐。浮かれることなく5連勝を狙う。
◆次節勝てば自動降格は回避 12位の神戸は12日の次節湘南戦(ノエスタ)に勝てば、勝ち点40に到達する。残り試合の関係で16位のG大阪は最大で勝ち点39、18位の磐田は勝ち点37までしか積み上げられないため、神戸は13位の湘南に勝てば16位以上が確定する。下位2チームとなり自動降格する可能性はなくなる。